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会長ルーム・活動録

令和2年度防衛大学校卒業式典への出席

2021.03.21

 令和3年3月21日(日)に、岩﨑同窓会長が防衛大学校で実施された卒業式典に出席しました。

 菅内閣総理大臣、岸防衛大臣、松川政務官、統合・陸上・海上・航空各幕僚長等が臨席される中で、本科第65期学生、理工学研究科前期課程第58期学生、同後期課程第18期学生、総合安全保障研究科前期課程第23期学生及び同後期課程第10期学生の卒業式典が挙行されました。

 今年も、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から卒業式典の時間短縮が図られ、卒業証書授与式は前日に実施されました。また、ホーム・カミング・デー(HCD)は来年へ延期となり、午餐会も中止となりました。出席する来賓も数名に限定され、ご家族等の卒業式への参加も見合わせとなりましたが、参加できないご家族等のために、YouTube「防衛大学校広報チャンネル」でのライブ配信(一般公開)が行われました。

 卒業式では、國分学校長が学生代表に卒業証書を手渡され、式辞においてHCDの延期について触れられ、「第21期生の皆様に今年もお会いできないことは残念でなりません。」と来年度の第21期生来訪への期待感を表されるとともに、「私の人生の中で防衛大学校とその学生たちと出会えたことは、最大の喜びであり幸せです。防大は最高の学校です。」と、ご退任に際しての在任9年間の思いを卒業生への餞別の言葉として送られました。

 菅内閣総理大臣は、「わが国防衛と国際社会の平和と安定は、諸官の双肩にかかっています。私の座右の銘は『意志あれば道あり』です。諸官には強い意志を持って進んで新しいことに挑戦をして、将来の変化に適応してほしいと思います。」と訓示されました。

 来賓代表の三浦瑠麗氏から、「義務を果たし、友情を大切にする人になってほしい。」と言葉を贈られた後、卒業生は、本科学生代表による答辞、学生歌斉唱の後に、帽子を高々と舞い上げ、一斉に会場を後にしました。

 その後、本科卒業生は陸上・海上・航空自衛隊の制服に着替え、再び式典会場の記念講堂に戻り、菅内閣総理大臣、岸防衛大臣臨席の下に行われた任命式で、陸上・海上・航空各幕僚長からそれぞれ一般幹部候補生に任命されました。引き続き実施された宣誓式において、陸上・海上・航空自衛隊の一般幹部候補生として、菅内閣総理大臣に対し宣誓を行いました。

 続く観閲式及び祝賀飛行は、荒天のため中止となり、本式典はこの任命・宣誓式をもって終了しました。また、例年、卒業式典前後に実施されている謝恩会及び留学生卒業祝賀懇親会も中止になりました。

★菅内閣総理大臣による訓示 ★来賓代表の三浦瑠麗氏による祝辞
★拝聴する卒業生 ★帽子投げ
★新旧学校長と ★卒業65期生会長及び学校長と談笑する岩﨑会長

    ⇒ 首相官邸HP | ⇒ 首相官邸Facebook
    ⇒ YouTube防衛大学校広報チャンネル 「令和2年度 防衛大学校卒業式典(完全版)」

(29期陸 平栗 浩一 記)