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会長ルーム・活動録

高木ひろひさ衆議院議員との対談

2014.02.18

 平成26年2月18日1010から、衆議院第2議員会館において、高木ひろひさ衆議院議員と永岩同窓会会長との対談が実施された。

永岩会長高木先生は、防衛大学校在学の経験があり、with_takagi1.jpeg安全保障関係の問題にも積極的に取り組んでいると聞き及んでおります。先ずは、先生が現在取り組んでいる主な政策についてお聞かせ願います。

高木議員:現在、憲法審査会委員として憲法改正に取り組んでいますし、安全保障問題に大いに関心があります。因みに、防衛大学校では27期生にあたり、佐藤正久参議院議員とは同期です。安全保障と経済は国家の両輪の関係にあり、その双方を立て直すことが必要と考えています。また自衛隊については、法律が十分に整備されていないため、その行動も真価を十分に発揮できない状況におかれていることから、特にグレーゾーンにおける行動規定等への取り組みをしっかりやるということが重要と認識しています。中国艦船のレーダ照射問題などに対して自衛隊は、非常に抑制的かつ限定的な対応しか取れませんでした。その他には、テロやゲリラ等の治安問題や、北海道の発展、特に社会基盤の整備に重点的に取り組んでいきたいと思っています。

永岩会長:自衛隊の活動においては、ソフト面、特に法整備については、一日も早く確立して頂ければと思っています。さて、先生の経歴を拝見しますと、非常に幅広い経験を有していますね。

高木議員:防大中退後に慶応大学を卒業し、ウエスタンワシントン大学でMBAを取得しました。1987年、北海道拓殖銀行に入行し、当時、バブル期の真っ只中にあって国際企画部や海外支店において数々の貴重な経験をしました。その後、1995年に北海道警察に国際捜査専門官第1号として入り、ここでも多くのことを学びました。刑事課長も務めましたが、「刑事の誓い」にある「打てば響く、これが我々の感覚である」等々については、今でも政治に通用するものとして、私の心の糧となっています。

永岩会長:防衛大学校時代の思い出などについてお聞かせいただけますか。

高木議員:学生の当時は4人部屋でした。今では、全員、自衛隊を離れてしまいましたが(笑い)、当時の「絆」は、今でも大事にしています。また、防大生は「志」を持って入ってくる人が多いと思いました。したがって、防大生には、安全保障や国際的分野、共同訓練などの分野で大活躍できる人間に育っていってもらいたいと思っています。
 また、同窓生の皆さんには、現役時代に部隊運用で培ってきた実力やノウハウを危機管理分野で大いに発揮し、活躍して頂きたいと思っていますし、政策などへは、積極的に我々に提言して頂きたいと思っています。

永岩会長:同窓生は、現在約2万数千名になりました。私は、国家の財産であると自負しています。特に、防大経験のある先生方には、同窓生を人材バンクとして是非活用して頂きたいと考えています。同窓会としてそのための準備を行い、将来的には、政治をサポートしていけるような存在にしていきたいと考えています。
 高木先生の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。

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