同窓会本部

令和4年度 水泳競技会の観戦及び激励

2022.09.05

 令和4年9月5日(月)、防大において伝統の水泳競技会が開催されました。令和2年度、3年度はコロナ感染防止の観点から学校関係者のみにより開催されましたが、本年度は同窓会に招待があり、3年振りに吉田副会長が観戦するとともに、学生を激励しました。

★学校長の隣席で観戦中の吉田副会長 ★視察席の状況

 新規感染者数が過去最大のコロナ感染第7波と重なる夏季休暇直後の開催となったため、全学生・教職員を対象に抗原検査が実施され、陰性が確認された学生・教職員のみが参加できる競技会となりました。競技会の模様を映像で学生舎にライブ配信する等によりプールサイドでの応援者数を減らすと共に、応援する学生等は隣人と1.5mの間隔を取り、更には大声を出す応援は禁止する等の徹底した感染症対策が取られていました。

★激戦の様子 ★感染症対策のため人数を減らした応援

 競技会は学生が企画・運営していました。また1学年による400m平泳ぎリレーと女子200m自由形リレー以外の種目は学年と性別を指定せず、大隊による対抗戦で行われました。学生は1人1種目のみ参加でき、水泳及び水球部員は個人種目には参加できない等の制限が設けられ、大隊の選手選考と重点種目の選定の如何により勝敗が決定されるという防大らしい情報戦を含む作戦の是非が問われる競技会でした。水中騎馬戦や潜水競争等開催年度により特徴ある種目がありますが、本年度はビート板と足ヒレを装着した8名によるフィンリレーが盛り込まれていました。また、学校職員による職場対抗リレー、8月末に米国から来日したばかりの留学生8名による中隊対抗自由形リレーへのオープン参加もありました。

 一方、一部の競技ではコロナに感染した、あるいは濃厚接触者に指定された学生が多く所属する中隊が欠場する等、コロナの影響が顕在化していました。

 総合優勝は第2大隊でした。また、いくつかの競技では大会記録が更新される等、コロナ禍による制約が多い中にもかかわらず、随所に創意工夫が凝らされ、また選手、役員、応援団の一体感が強く感じられ、学生及び学校当局の努力により素晴らしい競技会に仕上げられていました。

★力を出し切った参加選手たち ★競技半ばから第2大隊がリード

 表彰式は全学生・職員が参加し陸上競技場で行われ、競技会会長である久保学校長から賞状、優勝旗が受賞者に手渡されると共に、同窓会が寄贈したメダルは吉田副会長により受賞者に授与されました。また同窓会としての激励の機会をいただき、吉田副会長が「コロナ禍にあっても自主自立の精神を発揮し、記録が塗り替えられる等、素晴らしい競技会でありました。防衛大学校の良き伝統が確実に継承されていることを確認でき、嬉しく思います。同窓会はこれからも母校の充実・発展のため皆さんをしっかり支援・応援していきます。」と学生を激励しました。

(30期空 森末浩史 記)

★陸上競技場での表彰式 ★表彰式での吉田副会長からの激励

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