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防衛大学校東海支部総会等行事実施報告

2017.12.14

1 概 要
  防衛大学校東海地区支部(支部長:赤谷信之)では、平成29年12月3日(日)名鉄ニューグランドホ
 テルにて、来賓に愛知偕行会名誉会長を交え、現職将官5名を含めた総勢75名で、防大同窓会東海地区支
 部第18回総会(支部総会・講演会・懇親会)行事を実施した。総会においては、平成29年度事業計画と
 収支決算報告及び平成30年度事業計画と予算計画を承認した。続く講演会では、講師として産経新聞政治
 専門委員の野口裕之氏を招聘し、「北朝鮮の軍事戦略と日本の対応」と題して講演会を実施した。最後は、
 懇親会を実施して防衛大学校OB会員の融和団結と同窓会の発展を誓って総会行事を終了した。

2 支部総会
  総会では、会長挨拶の後、事務局による平成29年度事業計画及び収支決算並びに会計監査結果について
 報告された。続いて、平成30年度事業計画及び予算計画が報告され、いずれの案件も満場一致で承認され
 た。なお、今回の総会行事案内に対する出欠ハガキ返信率は初めて60%を超える結果となった。今後と
 も、会員相互の呼びかけについて依頼した。また、今回は現職として、陸自守山駐屯地に隊付実習している
 幹部候補生5名も参加した。

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       赤谷会長挨拶          総会(事業・予算計画等を報告)

3 講演会
  講演会では、産経新聞政治専門委員の野口裕之氏を講師にお招きし、「北朝鮮の軍事戦略と日本の対応」
 と題して約1時間に亘る講演を拝聴した。北朝鮮の核戦略に対しては、米軍は断固たる対応を取る考えで
 あること。状況に応じては米国独自の判断での戦力投射を十分視野に入れており、その際は不意急襲的な先
 制攻撃も辞さない構えであること。文在寅大統領を始め韓国政権内での親北・親中派による急速な左傾化に
 米国が危機感や疑念を抱いている等々。 
  また、これらに対する日本人の危機意識の希薄や、政治家の無理解と無知識。マスコミ界・教育界・法曹
 界の左翼的思想吹聴による煽動、自衛隊の行動に対する各種足かせ等々。日本の対応は後手後手になってい
 ることなど、安全保障の専門家としての分析と洞察を十二分に拝聴することができた。

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4 懇親会
  懇親会では、講師の野口裕之氏も交えて親睦を深めた。1期生から61期生までが一同に会しての懇親会
 となり、同期生相互の語らいや現職OBへの激励等酒盃を重ねるごとに熱気が溢れた。最後には全員一同肩
 を組み「逍遥歌」歌い、幹部候補生61期生の万歳三唱にてお開きとした。

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                                              以 上

                          【文責 防大同窓会東海支部事務局長 横山昌宏】

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