令和３年１１月１３日（土）にホーム・ビジット・デーの行事として本科第４４期生を代表して、第２大隊首席指導教官尾崎元気１佐以下３名が久保学校長に対し表敬訪問し、1号学生舎及び3号学生舎に計２枚の姿見を寄贈して参りました。

　久保学校長から防大の卒業生が国防の中核として活躍していることを頼もしく思うとのお言葉をいただくとともに、我が国を取り巻く安全保障環境は引き続き変動の時期にあり、激しい変化にも対応できるような人材の育成に取り組む意欲をお示しになられました。このような卒業２０周年の行事を実施できたことは防大同窓会、防大関係者のご協力とご理解があってのことであり、感謝しております。

　さて、ホーム・ビジット・デーは防大卒業生が卒業２０周年目の防大開校祭に家族を含めて参加させていただく機会であり、本来ならば、令和２年１１月に実施を予定し、準備しておりましたが、令和２年の春頃から始まったコロナ禍の影響により、実施できませんでした。幸い同窓会や学校関係者のお計らいにより令和３年に延期させていただきましたが、新型コロナの状況が改善しなかったことから、この度防大勤務者だけで表敬訪問を実施する運びとなりました。

　約２年にわたって、準備を進める中で、対面での会議ができなかったことや２直制勤務となったことにより調整が難しい状況でありましたが、各幕同期の協力により困難を乗り越えることができたとともに、同期の絆を再確認することができました。

（第４４期生会長　髙橋　秀典　記）