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報告

第135回神奈川五大学戦及び令和7年度秋季インカレの結果について

2025.10.16

 9月27・28日に葉山沖にて第135回神奈川五大学戦が、そして10月4・5日に同海域にて秋季インカレ予選が行われました。神奈川五大学戦については、関東学院大学が主幹校となり、コロナ禍以来、約5年半ぶりの開催となりました。レース後には神奈川五大学の学生を集めたレセプションも開かれ、学生たちの有意義な交流の機会となりました。本大会にはスナイプ級3艇及び470級1艇(2艇の出場を予定していたものの、直前に艇のトラブルによりリタイア)での参加となりました。
 コンディションについて、初日は2-5mの北~東風、2日目は南風・微風となり、初日は470級が3レース、スナイプ級が2レース行われました。2日目においては両クラスとも1レースずつの実施となりました。
 結果は添付資料の通り、470級についてはオープン参加艇を含めた21艇中21位、スナイプ級についてはオープン参加艇を含めた19艇中17~19位の結果となりました。神奈川5大学戦_snipe.pdf
引き続き、神奈川五大学戦の翌週末に令和7年度秋季インカレ予選が開催されました。参加艇としてはスナイプ級3艇及び470級2艇で出場しました。コンディションについて、初日は2-4mの北~北東風で雨、2日目は2-4mの南~南西風となり、両クラス初日・2日目と2レースごとの実施となりました。
結果は添付資料の通り、470級については18校中18位、スナイプ級については14艇中14位の結果となり、決勝進出を果たすことができませんでした。第92回関東学生ヨット選手権大会 470級 予選.pdf 第92回関東学生ヨット選手権大会 snipe級 予選.pdf
2大会の結果の総括として、一部、防大入校前からのヨット経験者の部員が乗艇する艇において、レース中に中間あたりの順位で帆走するペアがあったものの、基本的には防大としてまとまって最下位付近の順位に落ち着いているというのが現状です。470級については、ここ数年間、公式戦への出場はなかったものの、今回から公式戦への出場を再開した点については今後の活動につながるものと思料します。
以降は、70期主将の荒木学生のコメントです。

「70期政権では、昨年度の秋季インカレから関東インカレ決勝進出を目標としておりましたが、目標達成には至りませんでした。しかし、今年度は、前年度まで廃止していた470級の復活から大会への参加、及び他大学との交流を実施することができました。また、各艇の整備状況が整いつつあります。
 次期71期政権以降は、これまで防大ヨット部で積み重ねられたノウハウだけでなく、他大学や顧問の方々の知恵や経験を吸収し、より高みへと向かって欲しいと思います。
 ヨット部での経験は任官後も生かせるものであると考えております。ここまで活動を続けることができたのも顧問の方々をはじめ、走水会の方々の日々のご支援のお陰様です。4年間誠にありがとうございました。今後とも71期以下の学生へのご指導及びご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。」

 本大会において目標通りの成績を残すことはできませんでしたが、現在の1・2学年については例年よりも多くの学生がヨット部に所属しており、ヨット経験者の学生も複数名いるため、成績が近年低迷する防大ヨット部の現状を打破する存在となるよう、練習メニューや時間管理等を学生まかせにするのではなく、学生と監督・顧問が一丸となって日々の練習及び組織運営に励んでいきます。
 本大会を迎えるにあたりまして、多くのご声援、ご支援及びご指導を頂き、ありがとうございました。特に、観覧艇のご支援を賜りました28期OB市川理事長をはじめ、直接応援に来られた58期OB田中会員、60期OB植田会員、61期OB田浦会員、63期OB岩木会員及び64期OB岡本会員、誠にありがとうございました。

令和7年10月16日
監督 成合1尉

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