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平成30年度 定期総会での記念講話

2018.08.02

2018.6.3岡山同窓会・その3.jpg

【記念講話中の小南 博資氏】

  1. 日時 平成30年6月3日(日) 15:00~16:20
  2. 場所 岡山市北区下石井2-6-41 ピュアリティまきび
  3. 講師 川崎重工坂出造船所健康推進センター勤務医
        (防衛大学校34期 陸 土木工学)
  4. 演題 「即応予備自衛官として」
  5. 講話概要

  (1) 経歴

  昭和61年、防衛大学校入校、第7施設大隊、第72戦車連隊施設小隊長 等を経て平成7年2尉で依願退官。高知医科大学入学、平成14年、35歳で医師。

 平成17年、即応予備自衛官に任官(47普連、軽火器小隊長)、平成23年東日本大震災の発生に伴い、即応予備自衛官制度施行後初の招集災害派遣に出動(石巻・女川)。

 平成27年、岡山市に転居して岡山県精神科医療センターに就職、平成29年に川崎重工業(株)に転職して現在の坂出造船工場の専属産業医。

 平成30年、即応予備自衛官として14年目となり平成31年度をもって定年の予定。

  (2) 即応予備自衛官の訓練と問題点

  基本的に、一般の普通科連隊の隊員と同等のことが求められる。訓練は、年々、実戦的でハードになっており、時間的にも体力的にも即応予備自衛官は、かなり厳しい道。辞めていく隊員も少なくない。

 充足率は低く、社長はOKでも本人が出頭できない場合が多く、メン バーが一定ではない訓練となる。このため、低い練度の混成団組織とならざるを得ない。年齢的に体力の限界であり、各隊員の職業と元の職種とのミスマッチという問題もある。

  (3) 今後に向けた決意

  即応予備自衛官は、個人的に非常に負担が大きく制度上の問題点があり、その問題は少なからず自衛隊自体の問題に起因しており、解決は困難。

  一方で、誇りや「やりがい」を強く意識することもあり、最後までやりぬく覚悟である。

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