【第６６期幹部候補生課程ホームカミングデー（ＨＣＤ）の一日】

　令和７年４月１３日（日）、朝方まで降っていた雨が止み、ホテルから出る頃には雲の隙間から朝日が射してくる、少し肌寒さはあるものの、心地よい良い小春日和の開催となりました。西鉄久留米駅ロータリー前から前川原駐屯地までの移動は、学校側が送迎マイクロバス（26名乗り）を準備していただきました。０８４０出発の第一便は２４名が乗車し大きな旅行バックでギュウギュウ状態、０９２０出発の第二便は同伴者がいる同期生及びHCDのみ参加の同期生を優先した１０名前後の乗車としてゆったり状態での移動で、卒業４０年振りに前川原駐屯地に帰ってきました。数名は、自家用車で駐屯地に乗り入れとなりました。

　陸上自衛隊幹部候補生学校開校７１周年記念行事に併せて実施された卒業４０周年（中澤さんは入校４０周年）の第６６期幹部候補生課程ＨＣＤは、ＢＵ同期生４３名と同伴者５名の参加となり、約５時間の楽しい一日となりました。

　参加の同期生は、以下の通りです（敬称略、太字：前夜懇親会に参加できなかった同期生）

◆Ｂ出身（同伴者含む）：３９名
家入、池田、石原、伊藤（達）、入口、岩村、大森、小田＆友人、小沼＆妻、甲斐（正）、樺山、鎌田＆妻、川瀬、後藤、権藤、坂間、庄山、砂本、滝澤、津田、中澤、中富、成山、根本、納富、野村、端、馬場、浜田、林（優）＆妻、古堅、水上、望月、本松、山下（博）

◆Ｕ出身（同伴者含む）：　９名
嶌末＆妻、丹羽、根本（文）、野田、野中（旧姓：馬渡）、堀田、前大舛、吉田（明）

★第６６期ＨＣＤの備忘録（個人見解によるもの、追加・修正のコメントも受付ています。）

　学校側がＨＣＤ参加者の集合場所(兼)待機場所として "はなの舞" に準備いただき、そこで受付、記念式典から解散までの休憩所として使用させていただきました。
　そこには、懐かしい卒業アルバムが準備され、さらに卒業時に書いた色紙の写しなどの拡大コピーが掲示されており、参加者は当時に思いを馳せながら楽しいひと時を過ごすことができました。（学校側の心遣いに感謝です。）

　　≫≫　覚えていますか？　卒業メッセージ

　剛健大講堂が式典会場に設定され、６６期ＨＣＤの席を中段左側に準備していただきました。香川学校長の入場後から記念式典が開始されました。国旗斉唱、執行者式辞、来賓祝辞など、それぞれのタイミングで式典参加の幹部候補学生一同が起立をする度に、座席がぐらッと揺れる震度２程度を体感（事前のアナウンスもありました）しながら、どこか懐かしさを感じながら式典に参加できました。
　香川学校長は式辞の中で、第66期幹部候補生課程卒業40周年を記念したホームカミングデー行事について触れられ、その卒業生である我々がこの式典に参加していることの紹介がありました。

　閉会の前には、幹部候補生学校開校７１周年記念映像が放映され、現在の幹部候補生たちの成長の姿について披露されました。そして、その中に66期幹部候補生課程の当時の教育訓練の様子（卒業アルバムから）についても紹介されており、懐かしく鑑賞できました。
　今回の式典では、幹部候補生学生による観閲行進は計画されずに大講堂内での記念式典となりましたが、本開校記念行事の開催時期が入校直後であるため、来年度からは、陸演等に影響を受けない学校教育の特性を考慮し、９月以降に時期を変更し、幹部候補生による観閲行進を執り行いたい旨の紹介もありました。

　式典終了から祝賀会食まで、少し時間がありましたので、参加者それぞれの計画で学校内を散策しました。懐かしい風景、効率よく教育訓練が行えるよう整備された施設、幹部候補生当時の記憶が蘇ってくる施設や記念碑（こんな碑あったかな？）など、懐かしく楽しむことができました。いくつかの写真（後藤さんの提供によるもの多数）を掲載します。

　祝賀会食では、ＨＣＤ参加者と幹部候補生が懇談できる席が設けられ、親子以上の年の差がある幹部候補生の皆さんと、おいしいお酒と剛健カレー、剛健ちゃんぽんなどを頂きながら、楽しく会話できました。最後は、『剛健！』の乾杯で締めとなりました。

　祝賀会後、今回のＨＣＤ行事に対する学校側への感謝を伝えるため、馬場会長からのお礼の言葉、学校への記念品贈呈、学校長のご挨拶、集合写真撮影が行われました。学校長挨拶の中で、式典最後に放映した映像のＤＶＤは、広報担当の女性自衛官の〇〇２曹が編集・作成したこと、そして視聴したＨＣＤ参加の同期生から、感動した！　泣きそうになった！等の声掛けがあったことの紹介がありました。

　　　　　　　《　集合写真を掲載予定　》

　　≫≫　陸幹候校ホームカミングデー（ＨＣＤ）写真集　☆彡

　幹部候補生学校開校７１周年記念行事の中のホームカミングデーについて、参加した66期幹部候補生課程卒業生にとって、当時の記憶が蘇り、また在校中の幹部候補生との会話を楽しめるように準備されており、楽しい時間を過ごすことができたと思います。幹部候補生学校職員の皆様のおもてなしに感謝致します。

（文責：サイト管理者　大森）