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報告

令和元年度第8期生会総会・懇親会実施記録

2019.10.18

令和元年度第8期生会総会・懇親会実施記録

 第8期生会は令和元年9月27日(金)グランドヒル市ヶ谷において総会・懇親会を実施した。当日の参加者は陸上43名 海上14名 航空17名 令夫人5名の計79名であった。出席者名簿は別紙1(略)のとおりである。

 総会の冒頭、昨年9月以降に逝去された同期生は次の11名であり、これまでに亡くなられた同期生は総計97名に達していることが報告され、亡くなられた同期生のご冥福をお祈りして全員で黙祷を捧げた。

 昨年9月以降に亡くなられた同期生の

  航空15班 若松隼夫 君    航空15班 宇田津紘士 君

  航空16班 宍戸正達 君    陸上13班 猪瀬 優  君

  陸上1班  佐々木勲 君    航空 5班 田中義孝  君

  陸上2班  永井利文 君    航空16班 原野英紀  君

  海上9班  山下孝雄 君    陸上 6班 中條 豁  君

  海上4班  可児義昭 君

 次いで同期生会会長の志村隆士君が挨拶に立ち、現役員の最大の任務はHCD2を成功裏実施することであるがこれは順調に進んでいること、今年で全員が喜寿を迎えたがいくら長生きできても健康寿命を維持しなければ意味はなく、健康寿命を長くするための秘訣が披露された。会長挨拶の全文は別紙2のとおりである。

 次に平成30年度の活動報告が行われ、①同期生の消息の掌握及び弔意活動 ②総会・懇親会の準備・実施 ③HCD2の準備推進状況について1年間の活動が報告された。HCD2の参加者については9月7日現在の集計では入校式に163名が懇親会には149名が参加予定であると紹介された。

 続いて審議事項に入りまず1件目の平成30年度会計報告について会計担当の成田 茫君から報告があり、2件目の平成30年度会計監査報告については監査担当の永島博君が結果を報告した。両件とも異議なく賛成多数で承認された。次に3件目の令和元年度の活動予定(案)についてHCD2の今後の準備・実施と令和2年度の総会・懇親会について役員会の案が呈示され、賛成多数で可決された。

この結果令和2年度の総会・懇親会は令和2年9月25日(金)15:00~18:00に実施されることに決定した。

続いて令和元年度の活動予定(案)の地方支部の支援について審議を行った。

この事業は唯一活動を続けている九州支部に対して支援を行うとして5万円を拠出するというものであり、当日九州支部から総会に出席された宇都宮昭成君が九州支部の活動状況を報告した。その後、採決を行い賛成多数で可決されたため今年度の支援金として5万円を会長から宇都宮君に手交した。

次いで審議事項の4件目の会則の改正について審議に入り、会則第5条3について会計法上の要求に基づき住所表記を正しく行う改正案が可決された。

続いて審議事項の5件目のHCD2の防大に対するお礼の審議に入った。この件は担当の濵野 靖君が説明を行った。

お礼の方法(案)として①校友会活動資金援助 ②図書館に図書寄贈(100万円程度) ③槇校長の「防衛の務め」を文庫本化して寄贈 の3案が提示され、結論として図書館に図書寄贈を行うことにしたいと説明された。これに対し白熱した質疑が展開された。

主要な質問と回答は以下のとおりである。

 質問①:図書の選定が大変ではないか。学生の要望もある。                     

  回答:大変な作業であるが担当者を決めて頑張る。細部は役員会にまかせて欲しい。

    防大とは意見調整を緊密に行う。 学生の好む本も取り入れる。

 質問②:行動方針②の中には③は含んでいないのか。

  回答:行動方針としては含まれていない。

     寄贈図書の中に同期生から提供を受けて何冊か入れることは検討する。

 質問③:今までの期は何をやってきたのか。何もしていないなら8期も何もしないで      

     よい。

  回答:6期はHCD2の時に図書寄贈、9期はHCD1の時に図書を寄贈している。

 質問④:目立つお礼の仕方は今後の期に影響を与えるので良くない。

  回答:特別目立つようにはしない。静かにやる。

 質問⑤:100万円程度ではなんだこんなちゃちなものかということならないか。

  回答:図書の選定において価値のある本を慎重に選定する。

 質問⑥:今ある8期生会の金は弔意活動を最後までやれるように集めたもの。

  回答:今回100万円を拠出しても今後の弔意活動に必要な資金は残る。

     (年間活動に必要な経費は約50万円)

 質問⑦:「防衛の務め」の文庫本化は8期生から同窓会本部に事業提案していただきた    い。

  回答:今後役員会で検討する。

以上のような質疑のあと採決を行い、100万円程度で図書を寄贈する案が圧倒的多数で支持された。

この後、寄贈図書の選定作業を担当する古澤忠彦君から図書選定の方針事項が説明された。

これに関連して広く同期生から推薦図書を公募することも示された。

 最後にその他報告・紹介事項では囲碁大会について大北太一郎君から説明がありBグループで3位に入賞したことが報告された。

またゴルフコンペについては末廣容徳君からシニアの部で8位であったことが報告された。ゴルフコンペの参加は今年で最後になり22年間の参加期間の中で4回の優勝があったことも紹介された。 

令和元年8期生会総会における会長挨拶    別紙2

 本日は、遠く九州から宇都宮昭成君を始め79名の参加を得て、令和最初の8期生会総会・懇親会を実施することが出来ましたことを皆さんを共に喜びたいと思います。

 現役員の最大の任務はホームカミングデイ2を成功裏に実施することですが、現時点では163名の参加者を得て実施する運びとなっています。準備の方は役員の努力により順調に進んでおり、現在胸付き八丁の段階といえます。そこでホームカミングデイ2を迎えるに当たって、我々の人生の基盤を与えてくれた防衛大学校に対して最後の恩返しをしたらという声が同期生の間からちらほら聞かれましたので、役員会としていろいろ検討した結果、図書館に8期生コーナーを設け図書を寄贈したらどうかという結論になりました。これについては本総会の重要審議事項として呈示しますので皆様のご理解とご協力をお願いします。

 さて我々も、今年で全員が喜寿を迎えました。これから傘寿、米寿、卒寿、百寿を目指して生きていくわけですが、いくらこれらの寿命まで生きても、健康寿命を維持しなければ意味もありません。そこで健康寿命を維持していくために最も必要なことは、きょういくときょうようといわれています。

このきょういく、きょうようは、EDUCATIONやCALTUREではなく、今日行く、今日用事があるということです。

家に引きこもることなくいろいろな用事を造り、外に出かけ社会とのつながりを持ち行動活動することにより、脳神経を始め人間のすべての細胞の活性化につながり健康を維持できると言われています。

どうかこれを機会にきょういく、きょうように務め、ピンピンコロリの人生を送りましょう。

               

                   

  
 
 
  
 
  
     
 
 
 
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