北斗展示館

絵画部門      写真部門      著作部門      書部門

絵画部門

◆川島正君及び川島理智子さん第105回(2021年)二科展にご夫婦そろって入選」

(令和3年9月)

   川島君第105回二科展入選作「共生」.jpgのサムネイル画像  

 川島理智子さん第105回二科展入選作「古壁の嘆き」.jpg

川島正君入選作品(題「共生」 F100号)

「大樹に絡む大小の蔦、若葉あり枯葉ありで共に支えあっている姿を人の生きざまに例えました。」

川島理智子さん入選作品(題「古壁の嘆き」 F100号)

「歴史を映す古い城壁、汚れ傷んだままでありながらそのたたずまいと深みのある色相に一種の誇りともいうべき矜持を感じた~裏返せば放置されることへの嘆きと捉えた。」

~「第102回(2017年)二科展特選受賞作品」~

川島正(102回二科展特選作品)1.jpg

       川島理智子(102回二科展特選作品)1.jpg

川島正君特選受賞作品(題「うろの想い」 F100号)

「枯れ木のうろから何か小動物の鳴き声、気配がする。それにひかれた小動物がうろの中へ思いをはせている絵です。」

川島理智子さん特選受賞作品(題「波防壁のメロディ」 F100号)

「壁を濃緑色に塗りつぶし右上から単純に白い梯子をおろしている。その構図の大胆さと壁の汚れや傷をメロデイと捉えたのが斬新だと評価され、美術専門誌「美術の窓」410号でも取り上げられました。

川島正君及び川島理智子さん第106回(2022年)二科展にご夫婦そろって入選」

(令和4年9月)

川島正君106回二科展入選作品「備えしっかり」-1.jpgのサムネイル画像

 

川島 正 「備えしっかり」

 切り株に巣をつくった蟻たちが外敵にあるいは寒い冬に備えて 懸命に働いている様子を画いています。ロシアによるウクライナ侵略が背景にあったとのことで 川島君独特の視点が感じられます。

川島理智子さん二科展入選作「大役を果たして」.jpg

川島 理智子さん「大役を果たして」

何十年と走り続け、最後の役目コロナワクチン輸送の大任を果たして、静かに朽ちていく トラックの後背を画いています。上にいくにしたがって広がっていく車体、基調となっている 独特の濃緑が印象的でした。

 

◆「川島 ART GALLERY」

川島君は2014年から8年連続二科展入選、川島理智子さんは2017年から5年連続二科展入選、2017年には川島御夫妻そろって二科展で特選に選ばれるなどその実力が評価され、2022年に二科展会友に推挙されることになりました。川島君の二科展会友を記念してこの「川島 ART GALLERY」を開設することになりました。

○~川島 正~

阿蘇豪雨の爪痕ーⅢー2.jpg 豪雨の爪痕・悲嘆-2.jpg さあ行くばいー2.jpg うろの想いー3.jpg

うろの安らぎー2.jpg 残照-2.jpg 深緑の根子岳-2.jpg 見下ろす-2.jpg

春の足音-2.jpg 共生-2.jpg 備えしっかりー2.jpg 力を合わせてー2.jpg

古株に草花が-2.jpg 第107回二科展入選「古株の世界」.jpg 2023帝国ホテル選抜展示「先島スオウノ木」.jpg 第108回二科展川島君出品「森の語らい」ー2.jpg

 

「川島正君の作品の概要」

1.「阿蘇豪雨の爪痕」 第99回二科展  入選       平成26年(2014)

2.「豪雨の爪痕/悲嘆」 第100回二科展 入選       平成27年(2015)

3.「さあ行くばい」  第101回二科展 入選       平成28年(2016)

4.「うろの想い」   第102回二科展 特選 100F号   平成29年(2017)

5.「うろの安らぎ」  第102回二科展 入選 100F号   同上

6.「残照」      春季二科展    選抜展示100F号 平成30年(2018)

7.「深緑の根子岳」  帝国ホテル    選抜展示     同上

8.「見下ろす」    第103回二科展 入選       同上

9.「春の足音」    第104回二科展 入選       令和元年(2019)

10.「共生」      第105回二科展 入選       令和3年(2021)

11.「備えしっかり」  第106回二科展 入賞 会友推挙  令和4年(2022)

12.「力合わせて」   第106回二科展 入賞 会友推挙  同上

13.「古株に草花が」  春季二科展    選抜展示     令和5年(2023)

14.「古株の世界」   第107回二科展 入賞 会友推挙  令和5年(2023)

15.「先島スオウノ木」 帝国ホテル選抜展示         同上

16.「森の語らい」   第108回二科展 会友       令和6年(2024)

○~川島 理智子~

波防壁のメロディー-2.jpg  古壁のメロディー-2.jpg  小木の裏磯-2.jpg  板屋根土塀のメロディー-2.jpg

平成回顧のメロディー-2.jpg   古壁のハーモニー-2.jpg   古壁の嘆き-2.jpg  大役果たして-2.jpg

「川島理智子さんの作品の概要」

1.「波防壁のメロディー」  第102回二科展 特選     平成29年(2017)

2.「古壁のメロディー」   春季二科展    選抜展示   平成30年(2018)

3.「小木の裏磯」      帝国ホテル    選抜展示   同上

4.「板屋根土塀のメロディー」第103回二科展 入選     同上

5.「平成回顧のメロディー」 第103回二科展 入選     同上

6.「古壁のハーモニー」   第104回二科展 入選     令和元年(2019)

7.「古壁の嘆き」      第105回二科展 入選     令和3年(2021)

8.「大役果たして」     第106回二科展 入選     令和4年(2022) 

写真部門

◆「YG Photo Gallery」

(空)山縣君から提供された数千枚の写真の中から以下のカテゴリーに区分し会員の皆様に楽しんでいただきたいと思い「YG Photo Gallrry」アルバムを作成しました。このアルバムはオンラインアルバムでグーグルドライブを活用しています。

1.YG Photo Gallery Ⅰ~桜~各地の桜がご覧になれます。頼朝桜、角館の桜、弘前公園の桜、石割桜(盛岡)、千本桜(前橋)、河津桜、千鳥が淵の桜、高藤城址公園の桜、新宿御苑の桜、昭和記念公園の桜などです。

https://drive.google.com/drive/folders/1Me4EpY-j_0dthx7YwXhUqRt67RiJJS_j?usp=sharing

2.YG Photo Gallery Ⅱ~散歩道の花達~散歩道の傍らに咲く花を2016年から2019年までの間撮影したものです。

https://drive.google.com/drive/folders/17FEt6ZUxwspT0dfK84YPy5D6V7HXrxl8?usp=sharing

3.YG Photo Gallery Ⅲ~紅葉~各地の紅葉がご覧になれます。秋山郷、長瀞、小石川後楽園、成田山公園、松川渓谷、日比谷公園、昇仙峡などの紅葉です。

https://drive.google.com/drive/folders/12gRMjcggt74tUFN_H45m7TYdlOGRTmtX?usp=sharing

4.YG Photo Gallery Ⅳ~宮島~宮島、厳島神社の風景や紅葉などです。

https://drive.google.com/drive/folders/1t0rDk8CqpvscVNKWulWscNcPPGKB_oIk?usp=sharing

5.YG Photo Gallery Ⅴ~ブルーインパルス~空自のブルーインパルスの雄姿がご覧になれます。H28年入間航空際、H30年静浜航空基地蔡も収録

https://drive.google.com/drive/folders/1YJVszIKT-VfccF65JjdOyUqPgfkfhvqi?usp=sharing

6.YG Photo Gallery Ⅵ~神社・仏閣~伊勢神宮、明治神宮、宇治平等院、北野天満宮、高野山、柴又帝釈天などがご覧になれます。

https://drive.google.com/drive/folders/1lQhViaYmx_e9ht1XMtFCKNCrpwoz3VuF?usp=sharing

7.YG Photo Gallery Ⅶ~花菖蒲~各地の花菖蒲をご覧ください。堀切菖蒲園、北綾瀬しょうぶ沼、袖ヶ浦公園などの花菖蒲です。

https://drive.google.com/drive/folders/1GQRK5qhlksBLAjkUWFQZU6q3jstFvGwA?usp=sharing

8.YG Photo Gallery Ⅷ~名勝~天の橋立、伊根の舟屋、東尋坊、日光、津軽・下北半島、大内宿・龍王峡、四国・足摺岬・琴平・大歩危・道後温泉、五箇山合掌集落、金沢兼六園、京都西山、赤穂城、姫路城、神戸北野地区異人街、深川七福神巡りなどの風景などがご覧になれます。

https://drive.google.com/drive/folders/1jClmi-NhxP8BTc7r6lTBJtIywK0nsvnq?usp=sharing

9.YG Photo Gallery Ⅸ~動物園・水族館の動物・熱帯魚~上野動物園、多摩動物公園、葛西臨界水族館、銀座ソニー公園の動物・昆虫・熱帯魚などがご覧になれます。

https://drive.google.com/drive/folders/1xizB4drYOmh7bYdLTl5p3fbSvbWY_rTg?usp=sharing

10.YG Photo Gallery Ⅹ~薔薇・藤・向日葵・紫陽花・秋桜・蓮~谷津バラ園、牛島の藤、大賀ハスなど各地の花々がご覧になれます。

https://drive.google.com/drive/folders/1Zfgx-uaoZ5C6J9PCzhjDepZNSyVziQ3p?usp=sharing

◆「寺西 弘君 第25回よみうり写真大賞ファミリー部門秋の部優秀賞受賞」

(平成15年12月)

第25回よみうり写真大賞ファミリー部門秋の部優秀賞受賞作品「ガラス越し」

寺西弘(第25回よみうり写真大賞優秀賞作品).jpg

「愛猫「アジ」が、窓ガラスの外側に張り付いたカマキリをガラス越しに見つめ、捕まえようとしきりに手を出している姿を撮影。」

著作物部門

◆川島 正君

(1)「軍縮の功罪」 出版:近代文芸社 発行:199411

  軍縮の功罪.jpg

    内容:山梨軍縮と宇垣軍縮の実態    

(2)随筆・論文集「世紀に架ける:ミレニアム還暦を迎えて」 出版:熊日出版 発行:20004

(3)随筆集「いのちミドリに」 出版:熊日出版   発行;20054月 

◆木村 紀八郎君

(1)「小西行長伝」 出版:鳥影社 発行:2005

   「文禄・慶長の役において明と主君の秀吉を欺き、朝鮮に平和を求めて苦闘した悲劇の生涯を描く。町人出身・ キリシタンという異色の武将はまた、今日的世界観の先駆者でもあった。」

(2)「浦賀与力 中島三郎助伝」 出版:鳥影社 発行:2008.8

 中島三郎助伝.jpg  

「日本初の大型洋式軍艦「鳳凰丸」建造に携わるなど海軍の近代化に貢献するも、武士の大儀を貫いて散った男 の生涯。知られざる幕末維新史。」   

(3)「軍艦奉行 木村摂津守伝」  出版:鳥影社 発行:2011.11

   「咸臨丸を率いてアメリカに渡った男、木村摂津守。大きな功績を残しながら、維新後は名利をもとめず隠居。 福沢諭吉が終生敬愛したというサムライの生涯を掘りおこす。」

(4)「剣客 斎藤弥九郎伝」   出版:鳥影社 発行:2001.02

   「千葉周作の玄武館、桃井春蔵の士学館と並んで、江戸の三代道場と称された斎藤弥九郎の練兵館。剣客と、幕 末維新を暗躍するという二つの顔を持つ斎藤弥九郎の知られざる生涯を豊富な史料から読み解く。」

(5)「大村益次郎伝」  出版:鳥影社 発行2010.6 

   「短期間に近代的長州軍を創りあげて長州征伐の幕府軍を撃破。幕府打倒の口火をきり、さらに戊辰戦争の早期 終結を導いた。また西南戦争を予言し、明治の軍制改革に着手するも、暗殺される。幕末・維新に活躍した 天 才軍略家の生涯。」

◆虎尾 幹司君

「夢追いて卑弥呼」  出版:東洋出版 発行:2003.10

 夢追いて卑弥呼.jpg 

「大乱の時代に生き、九州~出雲、そして後漢の中国を舞台にして、「共生」の夢を追い続けた卑弥呼を描く歴史小説。」

◆種村良平君に関する著作

「種村良平のIT企業成功哲学」 著者:工藤美代子 出版:学研プラス 発行:2017.12

 種村良平ITjpg.jpg  

  「種村君が防大学生時代の知人の娘さん(当時小学4年生)だった筆者が長じて作家となり、コア会長の種村良平と再会し、彼の経営者としての理念や日々の言動に感銘を受けて現在の起業家としての種村良平の全てを書き記した力作である。表紙のイラストは、雑誌『ぴあ』の表紙を手掛けていた及川正通氏によるもの。」

◆石田 潔君

(1)「目を覚ませ」(句集) 出版:文学の森社 発行:2015.12

  目を覚ませ.jpg

(2)「合同句集 北斗」   非売品 発行:2013.10

     「一水句会(当時)」15名の10周年を期して、平成25年10月1日発行

  非売品のため内容をPDF化し「北斗句会」の欄に「合同句集 北斗」を掲載しました。

◆故永井 煥生君(2003/02/15逝去)

「激突 ミサイル艇」(アブラハム・ラビノヴィッチ著、永井煥生訳) 出版:原書房 発行:1992..

  激突 ミサイル艇.jpg

「内容:1967年10月ポートサイド沖でイスラエル駆逐艦エイラートが炎上した。以来イスラエルが存亡を賭けて西側世界初めての対艦ミサイルを独自に開発、高速艇を極秘に取得、遂にアラブ側のソ連製対艦ミサイル艇との戦いに全面勝利するまでの迫真のドキュメント。」

◆佐藤 守君

(1)「国際軍事関係論-戦闘機パイロットの見つづけた日本の安全-」 出版:かや書房 発行:1998.12

    国家の安全保障とは、軍事力抜きでは考えられないものである。食料や石油を確保して、国民生活を安定させる行為は、安全保障とは直接関係のない、単なる役所のルーティンの仕事にすぎない。軍事力に欠ける現在のわが国がとり得る手段は、残念ながらこれしかない。

(2)「金正日は日本人だった」 出版:講談社 発行:2009.10

金正日は日本人の血を引く、大日本帝国の落とし子なのか。金正日伝説の噓、金正日に成りすました男の正体、血に塗り込まれた北朝鮮の体制など、北朝鮮と金正日にまつわる秘話を追う。

(3)「実録・自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO」  出版:講談社 発行:2010.7

  実録自衛隊パイロットが.jpg

飛行時間3800時間を誇った元航空自衛隊パイロットが、11人の現役・OB自衛官の証言をもとに、彼らのUFO体験を紹介。自衛隊内部でタブーとされるUFO話を公開する。

(4)「日本の空を誰が守るのか-中国と北朝鮮を黙らせるための防空論-」 出版:双葉新書 発行:2011.09

継続した防衛予算・人員削減と装備近代化の遅れで、自衛隊が相対的に戦力低下をきたしている。戦後、日本が無為無策のまま軍事力を削減し続けてきた「つけ」が出てきているのだ。元自衛隊空将が語る、超リアルな防衛論。

(5)「ジェットパイロットが体験した超科学現象」 出版:青林堂 発行:2012

(6)「自衛隊の〝犯罪"――雫石事件の真相!」 出版:青林堂 発行:2012.07

     昭和46年、岩手県雫石町上空で全日空の旅客機に訓練飛行中の航空自衛隊のジェット戦闘機が衝突する事故が起きた。この雫石事件の概要とその後の調査、裁判などの具体的な状況について、各種資料を解説し、事件の真相に迫る。

(7)「大東亜戦争は昭和50年4月30日に終結した」 出版:青林堂 発行:2012.12

昭和20年8月15日に「太平洋戦争」は終戦。だが、その後も大東亞戦争は続いていた! 元空将が日本にとって、そしてアジアにとっての大東亞戦争の隠された真実を明らかにする。

(8)「この国を守るには何が必要か」 出版:青林堂  発行:2013.02

   年間10万件の国内デモ!内乱により4つに分裂か?暴走寸前、国際ルールが通用しない中国に日本はどう立ち向かえばいいのか!?青年に是非読んでもらいたい一冊。

(9)「ある駐米海軍武官の回想」 出版:青林堂 発行:2013.09  寺井義守著 佐藤守校訂

上海、南洋、ワシントン、大本営、マニラと、日米戦争の節目を目撃した海軍軍人・寺井義守の体験記録。当時の"現場の雰囲気"を知ることのできる貴重な史料。

(10)「お国のために・特攻隊の英霊に深謝す 」 出版:青林堂  発行:2014.07

     元戦闘機乗りの著者が、「特攻とは何だったのか?」をはじめ、突入するまでの操縦席での特攻隊員の意識、特攻の"父"大西中将の人柄、海軍操縦者養成計画の無計画さ、国のために散華した英霊たちの怒りと悲しみについて綴る。

(11)「実録・自衛隊パイロットたちが目撃したUFO-地球外生命は原発を見張っている」出版:講談社+α新書 発行:2014.11

福島原発事故を予言したUFO、我が身に起こった間一髪の事件、UFOとともに発生した機体異常...。飛行時間3800時間の元自衛隊空将が、現役・OB自衛官の証言をもとに、彼らが遭遇したUFO体験を忠実に紹介する。

(12)「戦闘機パイロットという人生」 出版:青林堂 発行:2015.02

航空自衛隊のパイロットとして34年間、総飛行時間約3800時間...。常人では体験しえない極限の空中生活を体験した元空将が自身の経験を語る。

(13)「安保法制と自衛隊」出版:青林堂 発行:2015.11

元自衛隊空将が、自衛隊の成り立ち、法的な地位、国民の反応、メディアの扱いの変化、安保法を契機とした未来への展望などを解説。三島由紀夫の檄文なども紹介しながら、自衛隊が正規軍として成り立つ道を探る。

(14)「宇宙戦争を告げるUFO~知的生命体が地球人に発した警告~」 出版:講談社 発行2017.05

     「エイリアンが地球を滅ぼす」――ホーキング博士は、こう警告する。いっぽうNASAは、2016年夏、探査機「キュリオシティ」が、火星上空を浮遊するUFOを撮影していたことを明らかにした。......UFOはなぜ、いま地球に多数飛来するようになったのか? 自衛隊パイロットたちの証言と、ETコンタクターに導かれ、筆者はついに山梨県の山中で、UFOに遭遇!

15)「ある樺太庁電信官の回想」 出版:青林堂 発行:2018.07

あの日、夢を抱いて樺太へ渡った。知られざる樺太開拓移民秘話。1917年、一人の青年が郵便局員として樺太へ降り立った。日本統治時代の樺太を綴る貴重な記録。

書部門

◆(陸)嶋田功成君 第36回産経国際書展(令和元年7月)にて会友奨励賞を受賞

  

〇 第36回産経国際書展 贈賞式(令和元年7月 明治記念館)

第36回産経国際書展 贈賞式.jpg

〇 会友奨励賞受賞作品 「月夜」 杜甫

    会友奨励賞 嶋田功成.jpg             杜甫「月夜」2.png

〇 第32回産経国際書展(平成27年7月) 出品作品「江村晩眺」 載復古

    第32回産経国際書展 出品作品.jpg 載復古「江村晩眺」.png

(注)「産経国際書展」:産経新聞社と産経国際書会が主催する書の公募展である。日展、毎日書道展、読売書法展と並ぶ「四大書道展」の一つで、書芸術の国際交流と創活動を目的としており、国際交流に大きな役割を果たした書家には「高円宮賞」が授与される。

◆「嶋田 書の展示室」

嶋田君は2010年に「第27回産経国際書展」に初出品、翌年第28回公募入選以後第29回、第30回公募入選し、第32回に会友に推挙されました。第36回では会友奨励賞を受賞、第37回から無鑑査出品となり、第41回に審査会員に推挙されました。嶋田君の産経国際書展の審査会員を記念してこの「嶋田 書の展示室」を開設することになりました。

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★第27回産経国際書展 本展出品作品 ★第27回産経国際書展 新春展出品作品 ★第28回産経国際書展 本展出品作品 ★第29回産経国際書展 本展出品作品 ★第29回産経国際書展 新春展出品作品

1 第27回産経国際書展 本展 公募初出品「詠宣州筆」耿湋(2010.7)

  「寒竹漸虛受 纖毫任幾重 影端緣守直 心勁嬾藏鋒
   紙驚風起 搖空浥露濃 丹青與紀事 捨此復何從」

2 第27回産経国際書展 新春展 奨励賞「種桃杏」白居易(2011.1)

  「無論海角與天涯 大抵心安即是家 路遠誰能念鄉曲
   年深兼欲忘京華 忠州且作三年計 種杏栽桃擬待花」

3 第28回産経国際書展 本展 公募入選「漁翁」柳宗元(2011.7)

  「漁翁夜傍西巖宿 曉汲清湘燃楚竹
   煙銷日出不見人 欸乃一聲山水綠
   看天際下中流 巖上無心雲相逐」

4 第29回産経国際書展 本展 公募秀作「秋懐」韓愈詩(2012.7)

  「白露下百草 蕭蘭共雕悴 青青四牆下 已復生滿地
   寒蟬暫寂寞 蟋蟀鳴自恣 運行無窮期 稟受気苦異
   適時各得所 松柏不必貴」

5 第29回産経国際書展 新春展 奨励賞「示児」韓愈詩(2013.2)

  「中堂高且新 四時登牢蔬 前榮饌賓親 冠婚之所於
   庭內無所有 高樹八九株 有藤婁絡之 春華夏陰敷」

 

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★第30回産経国際書展 本展出品作品 ★第32回産経国際書展 本展出品作品 ★第33回産経国際書展 本展出品作品 ★第34回産経国際書展 本展出品作品 ★第35回産経国際書展 本展出品作品

6 第30回産経国際書展 本展 公募入選「夏五月武昌舟中觸目」掲傒斯(2013.7)

  「兩髯背立鳴雙櫓 短蓑開合滄江雨 青山如龍入雲去 白髮何人並沙語
   船頭放歌船尾和 篷上雨鳴篷下坐 推篷不省是何鄉 但見雙雙白鷗過」

7 第32回産経国際書展 本展 会友作品「江村晩眺」戴復古(2015.7)

  「江頭落日照平沙 潮退漁船閣岸斜 白鳥一雙臨水立 見人驚起入蘆花」

8 第33回産経国際書展 本展 会友作品「獄中有感」西郷南洲(2016.7)

  「朝蒙恩遇夕焚抗 人生浮沈似晦明 縦不回光葵向日 若無開運意推誠
   洛陽知己皆為鬼 南嶼俘囚独窃生 生死何疑天附与 願留魂魄護皇城」

9 第34回産経国際書展 本展 会友作品「田居」山梨稲川(2017.7)

  「結廬在窮巷 而無城市塵 守拙無餘事
   晨服桑麻勤 悠悠山澤際 屢與老農親
   日入歸田廬 獨自掩荆榛 時復弄琴書
   解顏招近隣 酌我新熟酒 瞻望還岫雲
   人生苟一醉 胡論貴與貧」

10 第35回産経国際書展 本展 会友作品「大楠公」河野天籟(2018.7)

  「赤坂之城千窟屯 妖雲漠漠捲天臻
   夢新笠置山頭曉 花散香薰芳野春
   呑涙別兒櫻井驛 笑而就死湊川津
   南風不競雖塗地 偉績長傳忠烈神」

 

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★第36回産経国際書展本展<br />出品作品(その1) ★第36回産経国際書展本展<br />出品作品(その2) ★第37回産経国際書展<br />本展出品作品 ★第38回産経国際書展<br />本展出品作品

11 第36回産経国際書展 本展 会友奨励賞「月夜」杜甫(2019.7)

  「今夜鄜州月 閨中只獨看 遙憐小兒女 未解憶長安
   香霧雲鬢濕 清輝玉臂寒 何時倚虚幌 雙照淚痕乾」

12 第36回産経国際書展 本展 会友作品「送元二使安西」王維(2019.7)

  「渭城朝雨浥軽塵 客舍青青柳色新 勸君更尽一杯酒 西出陽關無故人」

13 第37回産経国際書展 本展 無鑑査出品作品 「述懐」魏徴(2020.7)

  「中原還逐鹿 投筆事戎軒 縱橫計不就 慷慨志猶存
   杖策謁天子 驅馬出關門 請纓繋南粤 憑軾下東藩
   鬱紆陟高岫 出沒望平原 古木鳴寒鳥 空山啼夜猿
   既傷千里目 還驚九折魂 豈不憚艱險 深懷國士恩
   季布無二諾 侯嬴重一言 人生感意氣 功名誰復論」

14 第38回産経国際書展 本展 無鑑査出品作品 「西山」常建(2021.7)

  「一身爲輕舟 落日西山際 常隨去帆影 遠接長天勢
   物象歸除清 林巒分夕麗 亭亭碧流暗 日入孤霞繼
   洲渚遠陰映 湖雲尚明霽 林昏楚色來 岸遠荊門閉
   至夜轉清迵 蕭蕭北風厲 沙邊雁鷺泊 宿處蒹葭蔽
   圓月逗前補 孤琴又搖曳 冷然夜遂深 白露沾人袂」

 

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★第38回産経国際書展<br />新春展出品作品 ★第39回産経国際書展<br />本展出品作品 ★第39回産経国際書展<br />新春展出品作品 ★第40回産経国際書展<br />本展出品作品

15 第38回産経国際書展 新春展 無鑑査出品作品 「旅夜書懐」杜甫(2022.1)

  「細草微風岸 危檣獨夜舟 星隨平野闊
   月湧大江流 名豈文章著 官因老病休
   飄飄何所似 天地一沙鷗」

16 第39回産経国際書展 本展 無鑑査出品作品 「咸陽城東樓」許渾(2022.8)

  「一上高城萬里愁 蒹葭楊柳似汀洲 溪雲初起日沒閣  山雨欲來風滿樓
   鳥下綠蕪秦苑夕 蟬鳴黃葉漢宮秋 行人莫問當年事  故國東來渭水流」

17 第39回産経国際書展 新春展 無鑑査出品作品 「哭晁卿衡」李白(2023.1)

  「日本晁卿辞帝都 征帆一片遶蓬壺 明月不帰沈碧海 白雲愁色満蒼梧」

18 第40回産経国際書展 本展 無鑑査出品作品 「贈鮮干伯機」劉祁(2023.8)

  「憶昔逢君北渚秋 藕花香裏酔輕舟 三年ー別空囘首 千里相思更倚樓
   明月不随春物老 碧山長帯暮雲愁 天平松竹黄華水 早晩柴車得共遊」

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第41回産経国際書展 審査会員出品作品 「出塞」.png 第41回産経国際書展 審査会員出品作品 「徳忱帖」.png

19 第41回産経国際書展 本展 審査会員出品作品「出塞」及び「出塞行」王昌齢(2024.8)

「秦時明月漢時關,萬里長征人未還。但使龍城飛將在,不敎胡馬渡陰山。」

  「白草原頭望京師,黄河水流無盡時。秋天曠野行人絶,馬首東來知是誰。」

20 第41回産経国際書展 本展 審査会員出品作品 「徳忱帖」節臨 米芾(2024.8)

  「芾啓。蒙書爲尉。審道味凊適。漣陋邦也。林君必能言之。」