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お知らせ

防衛省は、宇宙、サイバー、電磁波など新領域の能力強化を重視

2020.10.13

 藤本 晶士

 以下、朝雲新聞(令和2年10月8日)の記事を紹介します。

 防衛省は9月30曰、令和3年度予算の概算要求を決め、財務省に提出した。総額は過去最大の5兆4,898億円で、9年連続で増額要求となった。

 新たな大綱・中期防の3年目として「多次元統合防衛力」の構築に向け、宇宙・サイバー・電磁波など新領域の能力強化を引き続き推進する。統幕が管理する大臣直轄の共同部隊として「自衛隊指揮通信システム隊」を廃止し、「自衛隊サイバー防衛隊(仮称)」を約540人規模で新編するほか、陸自に「電子作戦隊(同)」を新編、空自では今年度発足した「宇宙作戦隊」を隷下部隊に持つ「宇宙作戦群(同)」を新設することなどを盛り込んだ。

 陸自の電子作戦隊は、朝霞駐屯地に本部を、留萌、相浦、奄美、那覇の各駐屯地と知念分屯地の計5か所に電子戦専門部隊を新設する。

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