平成29年1月の定例会をいつもの太宰府の松井食堂に１１名が集まって談笑の一刻をすごしました。

　全員が傘寿を超え、自衛隊OBとなって四半世紀が過ぎ人生の終末期の過ごし方が関心の的になるのも、やむを得ない年代でしょうか。

　以前は年一回夫婦同伴の一泊旅行も続けていましたが、８年程前から中止となり幹事の負担等を考慮して昼食会に切り換え、奇数月の第三金曜日に指定の食堂に参加したい人が自由に集まって、約一時間余り昼食と雑談に興して散会する。これだけのことで、よくぞ８年間も続いているものだと皆驚いています。まあ米寿までは続きそうです。

　会の話題で一番多いのは、やはり健康に関することで、これが案外お互いの慰めになったり、改善意欲になったりするようです。

　時には、池田、福山、山口（正）兄達の謡曲を聞いたり、澤田兄からパソコンの運用法を習ったり、地区の役員、ボランテアでがんばる森、山口（正）、池田、定宗諸兄の話や、趣味の野菜作り、囲碁、マージャン、ビーチバレー、太極拳、歌によるホーム慰問等多彩な活動状況が話題に挙がります。

　そして時折、誰かが仕入れてきた防衛や自衛隊の事案等が出ると、それが話題の中心になります。

　これぞ、まだまだ気持ちは青春の気概あるいは残光を失っていない証明でしょうか。その点では、遠隔地故に参加困難な雀ｹ野兄は、退職以来永年に亙る隊友会活動等を意欲的に続けており敬服の至りです。

　そして、鬼籍となられた９名の同志の御霊に、生前の友情に感謝を込めて、最後に全員で防大逍遥歌を歌ってお開きとしています。以上が九州支部活動の一端です。

支部長 上田武人