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お知らせ報告

赴麓の会(海幹候26期(75幹候)生会)ホームカミング行事

2015.06.04

あれから四十年!

赴麓の会(幹候26期(75幹候)生会)

幹部候補生学校入校40周年記念ホームカミング行事を開催

去る5月16日、17日の二日間、幹候26期(75幹候)の幹部候補生学校入校40周年記念行事が呉、江田島において開催されました。全国から集まった同期生は68名、同夫人等36名を入れて計104名が一堂に会しました。

初日は、呉の会場において総会を開催し、西暦二千三十年までのクラス会の活動方針を採択しました。続いて懇親会に移り、来賓として、当時第一学生隊付の光安壮氏と幹事付の道家一成氏に御出席頂きました。日頃滅多に会えない同期との再会に、二次会まで夜が更けゆくのも忘れるほどの盛り上がりを見せました。

二日目は、朝早くから貸切バス二台に分乗して江田島に向かいました。江田島では、日曜日にもかかわらず杉本孝幸幹部候補生学校長(幹候36期)以下職員7名と案内役の候補生9名の出迎えを受けました。記念撮影の後、講堂において杉本校長から新旧織り混ぜた興味深い概要説明があり、我ら26期は卒業生総数156名だったこと、平成23年春に海上自衛隊の候補生学校卒業生総数が海軍兵学校卒業生総数を上回ったこと、現在の候補生66期は総勢210名にも及ぶこと(うち女性候補生は22名)などを知ることができました。

次いで、杉本学校長、柴田篤学生隊長及び馬場賢治総務課長の案内で校内を見学させてもらいました。平成16年に赤レンガの耐震補修工事も終わり、外見はさほど変わらないものの内部はすべてOAフロア化しており、40年前とは趣を大きく変えていました。学生隊舎も4人部屋となっており、40年前、赤レンガで一個分隊約30名が一室で起居していた時代とは大きく様変わりしています。最後に、教育参考館を見学させてもらい、帝国海軍の先達の積年の御苦労に思いを馳せるとともに先の大戦で散華された方々の遺品、遺書を拝見し粛然とした気持ちにさせられました。

その後、学生隊舎の食堂において昼食会を開き、冒頭、倉本憲一赴麓の会会長から杉本学校長に記念品として紅白幕二張を寄贈する目録が手渡されました。案内役の候補生たちも一緒に食事をとりながら歓談を共にしてくれました。

江田島の校内には、白砂青松、明治以来ここだけ時の流れを感じさせない独特の雰囲気があります。そうした中を杉本学校長以下候校職員の帽振れの礼を受けながら江田島を後にしました。天候にも恵まれ、江田島訪問のこの日が心に刻む思い出の一日となることを予期しつつ、心の中でつぶやきました「江田島よ、永遠なれ!」と。〔文責・玉井泰生〕

75幹候入校40周年記念行事 写真集.docx

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