著者 是本 信義(3期)


 主要略歴
   1936年福岡県生まれ
   1959年防衛大学校卒業
   1959年海上自衛隊入隊
      護衛艦艦長、護衛隊司令、
       艦隊司令部幕僚、総監部防衛部長、
   1991年海上自衛隊退官
   2006年民間企業の経営職を経て現在執筆活動に専念中
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0「日本海軍はなぜ滅び、海上自衛隊はなぜ蘇ったか」
 「マキァヴェリの「君主論」が面白いほどわかる」
 「孫子の兵法」を身につける本
 組織のネジを締め直す鉄壁の「報・連・相」
 クラウゼヴィッツ「戦争論」は面白い!
 不敗の兵法 「負けない」ことは誰にでもできる!
 「西洋英傑伝」
 「ローマ帝国の盛衰」
 「時代劇・剣術のことが語れる本」
 「逆転勝利の企業兵法入門」
 「図解孫子の兵法入門 戦略学の古典を現代に生かす」
 「図解クラウゼヴィッツ『戦争論』入門」
 「なぜ敗れたか日本海軍」
 「この言葉に歴史が動いた 古今東西英傑言行録」
 「誰も言わなかった海軍の失敗」
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書  名 「日本海軍はなぜ滅び、海上自衛隊はなぜ蘇ったか」
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著  者 是本 信義
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出 版 社 幻冬社
発 行 年 2005年10月
価  格 1600円(税込)
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概  要  アメリカ海軍は、つねに有事即応態勢に在る「レディネス(即応態勢)海軍」として、世界一の存在である。
 だが今や、海上自衛隊は運用能力ではアメリカ海軍と肩を並べるまでに成長した。

 ――いったん滅びた海軍が復活した験しはない。是が世界の海軍のジンクスになっている。

   海上自衛隊はそのジンクスを破った。栄光の日本海軍は敗戦の混乱の中から、不死鳥の如く蘇ったのである。
出版社URL http://www.gentosha.co.jp
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7
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書  名 「マキァヴェリの「君主論」が面白いほどわかる」
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著  者 是本 信義
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出 版 社 中経出版
発 行 年 2001年3月
価  格 1575円(税込)
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概  要  古典とは、これほど今日のわれわれに役立つものだったのか―。 マキァヴェリの『君主論』といえば、あの性悪説の本か、権謀術数の本かと敬遠していた人が多いのではないか。 これは誤解であり、そのようなことは『君主論』のどこにも書いていない。 「建て前」が通用しないきびしい世界に居合わせたマキァヴェリによる一国を担うリーダーに向けた本音の述懐のみが書かれている。 熟読していただきたい。

序章 『君主論』はどうして生まれたか
第2章 どんな政体が統治しやすいか―君主国の種類と統治法
第3章 君主には大きな力量が必要である―君主の統治力
第4章 自己防衛の基本は良き軍備である―政体を維持する軍備
第5章 悪評にどこまで耐えられるか―君主の資質
第6章 政権を保つにはどうすればよいか―政体の維持
終章  運命はどれほどの力を持つか
出版社URL http://www.chukei.co.jp/cgi-bin/index.rb
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 「孫子の兵法」を身につける本
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著  者 是本 信義
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出 版 社 幻冬社
発 行 年 1999年5月
価  格 1680円(税込)
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概  要  本書では、各篇での名文を選び、関連する前後のさわりのくだりを読み下し文でつけ、そしてその項の孫子の教えを理解するため、それに見合った戦争史上の著名な事例を取り上げてケーススタディする方法を取りました。

第 1章 孫子の兵法にみる勝利に導く戦いの形
―名将の戦略戦術(謀攻篇 戦略理論;形篇 強者の戦術 ほか);
第2章 孫子の兵法にみる必勝戦術
―虚実の戦 法(虚実篇 弱者の戦術;軍争篇 機先を制す戦法 ほか);
第3章 現代にも通用する孫子の意思決定法
―熟慮断行の教え(始計篇 情勢判断;作戦篇 ロジ スティクス ほか);
第4章 孫子に学ぶ指導者の理想的な人心掌握術
―名将の指揮統率(地形篇 リーダーシップ;九地変 状況に応じた戦術)
出版社URL http://www.chukei.co.jp/cgi-bin/index.rb
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 組織のネジを締め直す鉄壁の「報・連・相」
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著  者 是本 信義
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出 版 社 技術評論社
発 行 年 2006年3月
価  格 1449円(税込)
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概  要  虚偽情報の流布、粉飾、情報漏えいなど企業の不祥事が連日取りざたされています。海上自衛隊の元幹部で大手警備保障会社の支店トップを務めた著者は、これら企業リスクを発生させている原因は「報・連・相の不在」にあると説きます。
 「報・連・相」は新入社員のキホンのキではありません。膨大な資金と、ときに数十万もの人員を動員する究極のプロジェクト=戦争の行方すら左右する情報ツールです。
 本書によって、仕事上のリスクを叩き、毎日の業務をスムーズに進めるための「報・連・相」のあり方がわかります。
出版社URL http://www.gihyo.co.jp/
〒141-0021 東京都品川区上大崎3-1-1 JR東急目黒ビル
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書  名 クラウゼヴィッツ「戦争論」は面白い!
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著  者 是本 信義
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出 版 社 中経出版
発 行 年 2000年8月
価  格 1680円(税込)
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概  要  クラウゼヴィッツは精神力こそ軍事行動に最大の影響を与えるものとし、その要素として、(1)将帥の才能、(2)軍隊の武徳そして(3)軍 隊における国民精神を挙げていますが、これを現代風に読みかえれば(1)企業トップの経営手腕、(2)企業における自信、誇り、やる気そして(3)社員の 企業への忠誠心ということになるでしょう。すなわちこの『戦争論』の内容は現代のマネジメント、それも上級のマネジメントへの大きな参考となり、指針とな るものを持っているということです。
序章 『戦争論』を深く読むための基礎知識
第1章 「戦争」とはどのようなものか
第2章 「戦争」は理論的にどのように説明されるか
第3章 「戦略」とはどのようなものか
第4章 「戦闘」とはどのようなものか
第5章 何が「戦闘力」を決定づけるのか
第6章 「守勢」と「攻勢」はどちらが有利か
終章 なぜ「戦争計画」は重要なのか

出版社URL http://www.chukei.co.jp/cgi-bin/index.rb
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 不敗の兵法 「負けない」ことは誰にでもできる!
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著  者 是本 信義
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出 版 社 中経出版
発 行 年 2001年12月
価  格 1575円(税込)
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概  要  本書では、兵法を戦いにおける「PLAN(計画)」「DO(実行)」「SEE(評価)」のマネジメント・サイクルとしてとらえ、 「PLAN」「SEE」については、筆者が海上自衛隊、そしてその後の企業経営で学習、実践して相応の成果を収めたアメリカ海軍式の経営手法を、「DO」 については、戦いの定石と言われているアメリカ陸軍の「戦いの原則」等を、それぞれ参考に、簡潔な事例をつけてこれを説明する方法を取った。
序章 負けたくないなら兵法を学べ
第2章 まず、正しい判断を下す
第3章 先にイニシアチブをとれ!―戦いの12原則その1
第4章 費用対効果を厳しく考える!―戦いの12原則その2
第5章 スピードを徹底的に活かす!―戦いの12原則その3
第6章 ロジスティクスが命綱だ!―戦いの12原則その4
終章 常に、軌道修正をはかる

出版社URL http://www.chukei.co.jp/cgi-bin/index.rb
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 「西洋英傑伝」
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著  者 是本 信義
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出 版 社 学習研究社
発 行 年 2001年12月
価  格 714円(税込)
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概  要
出版社URL http://shop.gakken.co.jp/shop/?jw
〒145-8502 東京都大田区上池台4-40-5
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書  名 「ローマ帝国の盛衰」
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著  者 是本 信義
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出 版 社 学習研究社
発 行 年 2002年5月
価  格 714円(税込)
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概  要  ローマは一日にして成らず。その建国神話から共和政ローマ、西ローマ帝国を経て、東ローマ帝国の滅亡まで、悠久二千二百余年の歴史 をビビッドに活写。カルタゴのハンニバルをはじめ、剣闘士スパルタカスやシーザー、クレオパトラ、アウグストゥス、五賢帝、フン族の大王アッチラなど、あ またの英傑と美女が登場。興亡浮沈の痛快おもしろ史劇。嗚呼、おごれるローマは久しからず…。
序幕 ローマは一日にして成らず
第1幕 カルタゴの勇将ハンニバル
第2幕 剣闘士スパルタカスの大反乱
第3幕 辺境をゆくローマ軍団
第4幕 英傑シーザーを暗殺せよ
第5幕 キリスト教の興隆と暴帝ネロ
第6幕 ローマ帝国の繁栄黄金時代
第7幕 法律の整備と土木水道工事
第8幕 ローマ帝国が東西に分裂
第9幕 西ローマ帝国の壮絶な崩壊
第10幕 東ローマ帝国とイスラム教
終幕 おごれるローマは久しからず

出版社URL http://shop.gakken.co.jp/shop/?jw
〒145-8502 東京都大田区上池台4-40-5
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書  名 「時代劇・剣術のことが語れる本」
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著  者 是本 信義
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出 版 社 明日香出版社
発 行 年 2005年10月
価  格 1600円(税込)
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概  要  武蔵の「二天一流」とはどのような流派なのか。こう思っている人は少なくはないでしょう。そこで、本書は時代ものを鑑賞するときに理解が深まるような解説をしています。学術的なものでなく、歴史の読みものとしてお楽しみくださいませ。

第一編 剣術の芽生えと興隆
第二編 兵法大いに興る
第三編 剣術、最盛を迎える
第四編 剣術ルネッサンス、幕末の剣
第五編 剣術から剣道へ
番外編 剣道よもやま話
出版社URL http://www.asuka-g.co.jp/
〒112-0005 東京都文京区水道2-11-5
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書  名 逆転勝利の企業兵法入門
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著  者 是本 信義
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出 版 社 中経出版
発 行 年 2003年2月
価  格 1575円(税込)
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概  要  「兵法・兵学」から発展した欧米型マネジメントが今、破綻あるいは破綻寸前の企業を救っている。
第1編 兵法が逆境を救う(経営者は兵法を知らず;
七つの戦史にみる逆転勝利の戦略と用兵;逆転勝利の兵法理論 ほか)
第2編 経営の要はリーダーと組織(戦う組織に脱皮せよ;
経営はリーダーの全人格である;スタッフを使いこなせ ほか)
第3編  経営戦略を根本から見直せ(戦略がすべての根本;正しい意思決定をしているか;従業員(兵員)こそ最大の戦力 ほか)
出版社URL http://www.chukei.co.jp/cgi-bin/index.rb
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 図解孫子の兵法入門 戦略学の古典を現代に生かす
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著  者 是本 信義
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出 版 社 中経出版
発 行 年 2006年9月
価  格 580円(税込)
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概  要   今、世界は「孫子の兵法」ブームで、軍事はもちろん、企業経営の指南書としても広く活用されている。アメリカのアフガン作戦、イラク作戦の戦略の骨子も実は「孫子の兵法」だった。
 『孫子』は、中国の名軍師、呉の孫武(春秋時代)、斉の孫臏(戦国時代)の作といわれる東洋随一の兵法書である。
 武田信玄や徳川家康、ナポレオンも愛読したこの「“戦略・戦術のバイブル」が言わんとするところは、「百戦百勝は善の善なるものにあらず」の名文で代表されるよう、「戦わずして勝つ」を究極の目標とし、「効率的な戦い方」の追求である。
 本書は、有益ながら難解の書として敬遠されがちな『孫子』を理解させるため、その代表的な名言を取り上げ、それに見合う戦史上の著名な事例を図解、ケーススタディして分かりやすく解説している。
 好個な『孫子』の入門書である。
                       (目 次)
第1章    孫子の兵法にみる勝利に導く戦いの形―名将の戦略戦術
     「謀攻篇」―戦略理論、「形篇」―強者の戦術、「兵勢篇」―戦いのかけ引き
第2章    孫子の兵法にみる必勝戦術―虚実の戦法
     「虚実篇」―弱者の戦術、「軍争篇」―機先を制す戦法、
     「九変篇」―矛盾解決の理論
第3章    現代にも通用する孫子の意思決定法―熟慮断行の教え
     「計篇」―情勢判断、「作戦篇」―ロジスティクス、「火攻篇」―孫子の哲学
     「行軍篇」―敵の弱みをつく、「用間篇」―スパイの活用
第4章 孫子に学ぶ指導者の理想的な人心掌握術―名将の指揮統率
     「地形篇」―リーダーシップ、「九地篇」―状況に応じた戦術
出版社URL http://www.chukei.co.jp/  TEL03-3262-0371 FAX 03-3262-6855
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 図解クラウゼヴィッツ「戦争論」入門
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著  者 是本 信義
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出 版 社 中経出版
発 行 年 2006年10月
価  格 580円(税込)
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概  要  クラウゼヴィッツの『戦争論』は、『孫子の兵法』と並ぶ西洋の代表的な兵法書である。ナポレオン戦争の深刻な体験に基づき、「戦争とは何か」という原点から説き起こし、中でも、それまでは不明確であった「戦略」、「戦術」、「ロジスティクス」を明確に区分し、正しく定義付けている。
 また、兵学史上初めて軍隊の精神要素、中でも「将帥」の強靭な精神力の重要性を取り上げ強調しているが、これは現代の軍隊、企業等の組織ガバナンスを考える上に極めて有用である。
 本書は、きわめて有用ながらその難解さゆえに、「Wellknown but little read」の最たる『戦争論』をできるだけ容易に理解することを狙いとし、その代表的な名言を取り上げて簡潔に説明し、それに見合う戦史上の事例を図解、ケーススタディする方法を取っている。
『戦争論』の解説書としては最適と認められる。
                       (目 次)
序 章 「戦争論」を深く読むための基礎知識
第1章 「戦争」とはどのようなものか
第 2 章    「戦争」は理論的にどのように説明されるか
第 3 章    「戦略」とはどのようなものか
第 4 章    「戦闘」とはどのようなものか
第 5 章    何が「戦闘力」を決定づけるのか
第 6 章    「守勢」と「攻勢」はどちらが有利か
終 章  なぜ「戦争計画」は重要なのか
出版社URL http://www.chukei.co.jp/  TEL03-3262-0371 FAX 03-3262-6855
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 『なぜ敗れたか日本海軍』
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著  者 是本 信義
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出 版 社 光人社
発 行 年 2007年2月
価  格 700円(税込)
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概  要

 太平洋戦争における日本海軍ほど、一般的評価と実情が乖離している例はない。戦記作家などの多くは、手放しで日本海軍を礼讃する。しかし、その実情は「ミッドウエー海戦」を皮切りに、さながら「平家の都落ち」のように連戦連敗を重ねて敗戦に至っている。
 その最大の要因は、日本海軍における「情報不在」だったといえよう。情報の軽視、無視により、主敵アメリカ海軍の戦略、戦術、組織編成、兵力、ウエポンシステム等を全く知らず、独りよがりの作戦に明け暮れた結果といえよう。
 「情報なくして戦略なし」というが、孫子の名言「彼を知らず 己を知らざれば 戦うごとに殆(あや)うし」の世界だった。
 本書は、情報の定義を、有名な孫子の名言「彼を知りて 己を知れば 百戦して殆うからず」として、太平洋戦争における日本海軍の作戦の軌跡をたどり、その敗因を検証している。
 読み方によっては、単なる戦記物ではなく、組織ガバナンス、マネジメントを考える上で、多くの教訓が得られる本である。

                       (目 次)
序 章 日本海軍の風土
     海軍は国民の憧れ ほか
第1章 山本大将の誤断
     山本大将アメリカを知らず ほか
第2章 情報不在による大敗北
     総括ミッドウエー、山本大将の限界 ほか
第3章 太平洋の落日
     泥沼的消耗先の果てに ほか
第4章 小澤中将の失敗
     連合艦隊決戦場を誤る ほか
第5章 連合艦隊の挽歌
     支離滅裂の大海戦 ほか
終 章 一億総特攻の先駆け
     戦艦「大和」出撃

出版社URL http://www.kojinsha.co.jp/order.html ℡:03-3265-1864
102-0073 東京都千代田区九段北1-9-11
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書  名 この言葉に歴史が動いた 古今東西の英傑言行録
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著  者 是本 信義
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出 版 社 中経出版
発 行 年 2007年9月
価  格 520円(税込)
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概  要   ドイツ帝国の名宰相ビスマルクは、「賢者は他人(ひと)の経験から学ぶ、愚者は己の経験からも学ばない」との名言を残している。私たちは、その人生の過程で経験したこと知識、知恵として生きている。
 しかし、残念ながら、私たちはその限られた人生で、すべてのことを経験することはできない。ところが、これを補うために「他人(ひと)の経験から学ぶ」という近道がある。先に述べたビスマルクの言は、このことをいっているのである。
 本書は、そのような考えから、若いビジネスマンを対象に、古今東西の名言、格言、ことわざ等を、背景ストーリーとともに紹介し、その教訓を仕事や日常生活に役立てることを狙いとしている。 気軽に読みながら、「なるほど、そうか」と教訓を身につけられる本である。
                       (目 次)
第1章    先見の明、大胆な決断
    「兵とは国の大事なり 死生の地存亡の道 察せざるべからざるなり」孫子
    「山川の末を流れる橡殻も 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」空也上人 ほか
第2章    戦略、戦術、そしてロジスティクスの役割
    「戦略上の失敗は、戦術では回復できない」兵学上の定説
    「将軍は、ロジスティクス調達の方法について知らねばならない」ソクラテス ほか
第3章    勝敗を決めた名句・名言
    「心正しからざれば 剣また正しからず」島田虎之助
    「戦いは七分三分の兼ね合い」勝負の世界の格言 ほか
第4章    平素の鍛錬と素養が生きる
    「それはコタンジェントでございましょう」大山捨松
    「一天二表三敬礼…」日本陸軍 ほか
第5章 洋の東西を問わないリーダーシップの普遍性
    「指揮官を仰ぎ見ること富嶽のごとし」作戦要務令
    「今一度使え、必ず立派に仕遂げるべし」山本五十六 ほか
出版社URL http://www.chukei.co.jp/  TEL03-3262-0371 FAX 03-3262-6855
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2相互麹町第一ビル
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書  名 『誰も言わなかった海軍の失敗
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著  者 是本 信義
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出 版 社 光人社
発 行 年 2008年7月
価  格 1,785円(税込)
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概  要

 わが国の戦史・戦記作家たちは、口をきわめて日本海軍を礼讃するが、本当にそうだったのだろうか。そうとするならば、あの「平家の都落ち」さながらの無様な戦いはいったい何だったのか?
 本書は、今までの日本海軍に対する既成観念を一切ご破算にし、太平洋戦争における海軍の全貌を、特に陸軍との関係に注意しながら史実に忠実に解明し、「艦隊決戦」しか念頭にない単機能的海軍の悲劇と責任を遺憾なく追求している。
 世上一般に定着している、「海軍は戦争に反対だった」説を始めとする「陸軍悪玉・海軍善玉説」に真っ向から挑む異色の書である。
                         (目 次)
1  太平洋戦争への道
    ・昨日の友は今日の敵・日本海軍の迷走
   ・国家の運命か部内の事情か

2   検証 日本海軍の作戦
    ・日本海軍に戦略なし・賭博師、大バクチに敗れる
   ・勝敗の分岐点は情報軽視
・海軍にだまされた
   ・指揮官の無能無策・完敗マリアナ沖の七面鳥撃ち

    ・海軍の背信が日本の運命を決した・支離滅裂の大海戦
   ・軍事的合理性を否定した悲劇・千載一遇のチャンスを失う

3  日米海軍の比較
    ・意思決定法の優劣・年功序列か能力主義か
   ・戦略や戦術はどうだったのか

    ・装備の性能はどちらが優れていたか
4  ムダの標本― 陸海軍の競合
    ・おなじ国の軍隊でもお互いに関係ない
   ・艦隊決戦あるのみで輸送船の保護など論外
   ・陸軍が空母を持っていた・まったく没交渉の航空部隊
   ・名称からして違うレーダー・すべてが違う機関銃の口径

出版社URL http://www.kojinsha.co.jp/order.html  ℡:03-3265-1864
102-0073 東京都千代田区九段北1-9-11
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