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会長ルーム・活動録

平成27年度第3学年部隊実習激励

2015.07.16

 折木同窓会長は、7月9日(木) 第9師団第5普通科連隊(青森駐屯地)で部隊実習訓練中の防衛大学校第3学年陸上要員を激励しました。
 当日の天候は、羽田空港を離陸したときは雨模様でしたが、青森は晴天で初夏の心地よい風が吹く絶好の訓練日和でした。
 青森駐屯地到着後、第9師団長を訪問、その後訓練を担任する第5普通科連隊長から訓練全般の説明を受けた後、この日の訓練場である「レンジャー塔」に移動しました。
 女子学生2名を含む10名の学生は元気溌剌、順番に「セーラー渡り」でロープ橋を渡っているところでした。途中で「フォール」から復帰する際には悪戦苦闘する場面も見られましたが、全員無事ロープを渡るのを見届け、教場に移動しました。
 教場では、学生の自己紹介の後、会長から激励の講話が実施されました。
 講話の内容は、「部隊の実情を知り、将来のリーダーシップの糧とする。」という部隊実習の意義、「実習先隊員との人間関係の構築」「近い将来の小隊長として見られていることを意識」等の心構えの他、「安全保障環境の変化する中で、陸上自衛隊を支えるのは防大出身者であるべき」「約40年間の勤務を振り返って自衛隊は良いところだった。」といった将来の自衛隊勤務についての激励も含んだものでした。
 その後は学生からの「学生時代に得たものは?」「語学等修学上の心構えについて」「上司との接し方」「学生時代の助教等との卒業後のつきあい方」「辞めたいと思ったことは?」等々様々な質問があり、瞬く間に予定の時間が過ぎました。
 最後に、「過去の防大卒業生は中隊長になる頃までに一人前になれば良いという余裕があったが、現在は初級幹部の頃から一人前の仕事が求められる状況である。しかし、その人だけでなく皆でもり立ててそうして行くから決して孤独ではない。」と締めくくり、激励の講話を終了しました。
 ここにあらためて、第9師団長をはじめ、第9師団司令部、第5普通科連隊及び防衛大学校訓練課の方々のご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。

273a9d00f.JPG273a9d01f.JPGTitle01.JPG273a9d02.JPG273a9d03.JPG273a9d04.JPGTitle02.JPG273a9d05.JPG273a9d06.JPG273a9d07.JPG























































(本部事務局 広報部 24期陸 新居 久佳 記)