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同窓生は今

第60期生に聞く(その4)

2017.03.09

題名:「幹部ぶらず幹部らしく」60-4-1.png

航空自衛隊幹部候補生学校学生隊第1中隊第2区隊
第106期一般幹部候補生防大課程 
  空曹長  小田原 啄

 全国の諸先輩方、同期生及び同期生の諸官におかれましては、日々の任務にご活躍のこととお慶び申し上げます。航空自衛隊幹部候補生学校第106期一般幹部候補生防大課程に入校中の防衛大学校本科第60期卒業生を代表して、小田原候補生がご挨拶を申し上げます。
 防衛大学校を卒業し、一息つく間もなく幹部候補生学校の卒業も迎えようとしています。「自ら考え、判断し、行動する航空士官」を教育理念に掲げ、入校当初より区隊長、助教および基幹隊員の方々から熱意のこもったご指導を受け、日々の自分を顧みながら生活しています。また、本校防大課程の期間は、約半年と決して長くはないことが特徴として存在します。学校長の「何のためにやるのかを常に考えよ」という言葉を実践することで、一日一日を無駄なく過ごし、課程期間の短さを補完すると共に「自ら考える力」を醸成し、各部隊に配属された後に航空自衛隊の即戦力となれるように尽力しています。また、このように高い理想を抱いて課程期間に臨めるのは、区隊長、助教及び基幹隊員の方々全てのご支援があってのことだと実感しており、感謝の念を忘れることなく、このご恩を仇で返すことがないようにと心掛けています。
 今回「小原台だより」へ寄稿するにあたり、以下の2点を述べさせていただきます。1点目は、「幹部候補生学校で学び感じたこと及び部隊で勤務するにあたりその意気込み」であり、2点目は「防衛大学校在学中の後輩諸官への一言」です。
 まず、幹部候補生学校で学び感じたこと及び部隊で勤務するにあたりその意気込みについてです。幹部候補生学校では常に指揮官としての行動を求められます。その中で学び感じたことは、幹部として部下隊員の前に立つということは一筋縄ではないということでした。しかしながら、本場の部隊を経験してきた区隊長や助教の一言一言から指揮官としての行動を学び、その理想と自分の現状を照らし合わせることで、まだまだ足りないと貪欲に成長し続けることができるのが本校であります。同期と切磋琢磨し指揮官としてどうあるべきか、何をするべきかを学ぶことができます。1人では決して乗り越えることができない壁を、同期と助け合い、支え合うからこそ頑張れているのだと実感するとともに、同期の大切さを身をもって感じています。我々は卒業と同時に部隊で勤務することとなりますが、部隊では初級幹部として、幹部ぶらず幹部らしくをモットーに、自らにできることを精一杯やりきれるように、卒業までに本校で学べることをすべて吸収していきたいと思います。
 次に、防衛大学校在学中の後輩諸官への一言です。防衛大学校の変革の時期に防衛大学校に在学する諸官でありますが、全てにおいて受け身になっていないでしょうか。考えることを放棄して変革の時代に流されていてはいけません。どのような状況においても考え続けましょう。そして変革の時代に自らの考えをもとに行動し、新しい防衛大学校を築き上げていってください。現状を変えられるのは考えることを放棄せず、行動をし続けた組織でありそういった組織は精強で在り続けます。防衛大学校を変革の中においても精強な組織として維持させるために、後輩諸官においてはまず考えましょう。そして、どんどん行動しましょう。どんな些細なことでもかまいません。間違ったとしてもかまいません。学生舎運営、校友会、勉学どのようなことでも考え、行動する癖を身に付けておきましょう。それはきっと、これからの自衛隊人生において自らを形成する土台となると断言します。一足先に部隊に行きますが、60期一同後輩諸官と共に自衛隊の戦力となれる日を夢見ています。互いにまた出会う時に恥ずかしくないように、今自らが為すべきことにひたすらに取り組み、高みを目指していきましょう。

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