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第15期生ホーム・カンミング・デー(HCD)

2014.03.22

 真っ青な晴天に恵まれ、桜の開花が間もなくという春爛漫の3月22日(土)、國分良成防衛大学校長の 招待を受け、本科代58期生の卒業式に第15期生のホーム・カミング・デー(以下「HCD」という。)が行われました。

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 このHCDは平成12年3月に第1期生を対象に始まり今年で15年目であり、43年前の卒業生やそのご家族が母校である防衛大学校に集い当時を振り返るとともに、現在の防衛大学校・小原台を見学するという趣旨で始まりました。多くの卒業生は防衛大学校卒業以来43年振りに小原台に足を運んだという卒業生も多く、またご家族の多くが初めて防衛大学校に足を踏み入れ、その恵まれた環境や整然と整備された施設の充実振りに驚きを隠せない様子でした。

 当日卒業式典に集まった第15期生は195名、ご家族157名、総勢352名でした。朝9時の集合予定時間にもかかわらず、8時30分過ぎには陸海空に分かれて受付を済ませ概ね集合完了し、9時からの最終的な連絡事項を伝達し終え、10時からの卒業式典に臨みました。卒業式会場である記念講堂には今年もHCD用に140席が確保されました。記念講堂に入りきれない参加者約210名は別に用意された小講堂にて卒業式典の様子をモニター画面を通じての見学となりました。

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 10時に安部内閣総理大臣が臨場し、栄誉礼によって卒業式は厳かに始まりました。開式の辞に続く国歌斉唱の後、國分学校長から卒業生一人一人に手渡される卒業証書授与、次いで学位記授与式が行われました。   

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 学校長式辞では、國分学校長がその冒頭で15期生HCDに際しての卒業式参列に対し、「・・・43年前の卒業生である第15期生の先輩方が、これから旅立つ若き後輩たちのため全国から駆けつけてくださいました。ここに参集された先輩たちは、戦後の日本を陰で支え、今日の平和と安全の礎を築いてこられた縁の下の勇者であります。青春の原点、小原台に、お帰りなさい。・・・」との謝辞を述べられ、HCD席から拍手が送られる場面もありました。別室の小講堂で見学していた卒業生やご家族からも更に大きな拍手がありました。続く式辞の中で國分学校長は「防大の教育、訓練、研究の将来のあり方を考える新たな高みプロジェクトを、学校長自らヘッドとしてスタートさせ、防大の20年後、30年後を見据えた力強く野心的な試みが動き始めた」ことを披露いたしました。


 続いて内閣総理大臣訓示では、冒頭「内閣総理大臣として、そして自衛隊の最高指揮官として、一言申し上げさせていた15_hcd_007.jpgだく」として15年前の埼玉県狭山市の入間川河川に墜落したT-33の操縦士2名に触れ「二人は、まさに命を懸けて、自衛隊員としての強い使命感と責任感を私たちに示してくれた」と言及するとともに、「雪中の松柏、いよいよ青々たり」という言葉を引用し「国家の存立にかかわる困難な任務に就く諸君は、全身全霊を捧げて、国民の生命と財産、日本の領土・領海・領空は、断固として守り抜く、その信念を、硬く持ち続けて欲しい」との期待を述べられました。

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 防衛大臣訓示において小野寺大臣は、防大における保険金の不正請求事案に触れ、槙智雄初代学校長の「気風の弛緩に至る「心の遅れ」に厳しく鞭打ち、自他の過ちを感化しない自戒自立の精神を求めたこと」を例に、再びこのような不祥事を起こさぬことがないようないよう国民の負託に応じて行けるよう全力を尽くしてもらいたい旨を訓示されました。


その後に来賓を代表して、国際協力機構(JICA)理事長である田中明彦氏が壇上に立ち、「長期的な観点をもって安全保障を考えることの重要性を歴史的な始点から解き、複雑化する世界の中で、日本の安全保障を確保する中核としての自衛隊の役割は益々重要になっているとの認識を示されました。

 最後に卒業生代表が答辞を述べ、次いで陸海空自衛官への任官式に臨み、最後に学生歌を高らかに斉唱し、恒例の帽子投げで式典は幕を閉じました。

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 記念講堂での卒業式典が終盤を迎えるころ、講堂横の顕彰碑において第15期生の代表者による献花式が行われました。頭書の予定では、卒業式典終了後に行う予定でしたが、卒業式典が延びたため、予定時間の12時15分から代表者のみにより執り行われ、殉職者3名(海2名、空1名)に対し哀悼の意を奉げました。

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 13時からは陸上競技場において3学年以下で編成され、陸海空の幹部候補生姿の58期生を見守られた在校生による観閲式が行われました。15期生の一行はHCDの為に競技場の一角に設けられた見学席で観閲行進を見学し、学生当時の自分の姿を思い起こしながら惜しみない拍手を送っていました。

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 観閲式終了後は参加者全員による集合写真を撮り、小原台におけるHCDの行事を全て終了し、次の横須賀市内の「よこすか平安閣」おける懇親会への参加に向け借り上げバス6台にて移動し小原台を後にしました。

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 HCDのクライマックスである懇親会は定刻の15時30分から、横須賀市内の「よこすか平安閣」において卒業生183名、ご家族112名、総勢295名の参加で行われました。先ず初めに15期生会長の林氏の挨拶があり「15期生の集まりは今回が最後ということではなく、今後も後輩のために元気で何かをしてあげなければならない。皆さんとともに今後もアイデアを出し合っていきたいと思う。」との力強い言葉に会場は大いに盛り上がり、次に吉川副会長の乾杯で懇親会が始められました。

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懇親会場はあちこちで久しぶりに会う同期生相互に近況報告や思い出話に花が咲き、かつご家族とともに終始賑やかに笑い声が絶えない様子でした。途中、午餐会を中座し懇親会に参加した防衛学群長金古真一空将補(防大30期)も合流し、また卒業式午餐会での挨拶を終えた永岩同窓会長も駆け付けて同窓会長兼防大15期同期生としてユーモアに溢れる挨拶を行い、会も更にヒートアップした様子でした。約2時間があっという間に過ぎ、終盤は同期生が互いに肩を組み合い、ご家族がそれを取り囲むようなかたちで全員が一つとなって「逍遥歌」、引き続き「学生歌」を熱唱しました。最後に奈良副会長の万歳三唱で懇親会の幕を閉じ、第15期生のHCDが終了しました。

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 終わりに、今回の15期生HCDの実施に向け、周到かつ緻密な準備を進められた15期生の実行委員の皆様のご労苦に対し心からの慰労と感謝を申し上げますとともに、HCDの準備から本番まで親身になってご支援いただいた防衛学群長をはじめとする防衛大学校職員の皆様に心から感謝申し上げます。 (同窓会本部事務局事業部HCD担当記)

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