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報告

【関東地区大学選手権大会(対明治薬科大学戦)の結果について】

2017.03.28

 3月22日(水)0900~1115、横須賀スタジアムにおいて対明治薬科大学戦が行われ、中尾会長及び鈴木副会長が観戦いたしました。
 結果は次のとおりです。
 防衛大学校  0 0 0 0 0 0 0 0 1  1
 明治薬科大学 2 0 3 1 0 0 3 0 ×  9
 バックネット裏から観戦した中尾会長及び鈴木副会長の所感(概要)は次のとおりです。
1 全 般
(1)春休みに入った所為か、試合中の学生の姿勢(動き)に「勝つ」という意気込みとか闘争心が見受けら
  れませんでした。
(2)チームとして、また、個人としても練習不足が感じられました。
   特に、投手陣の投げ込み不足と打撃力の弱体(バットが振れていない、素振り不足)
(3)基本動作の技量の体得ができていないように見受けられました。
   特に、内野手のフットワーク、外野手からの返球時の連携動作(外野手の中途半端な返球、何処に返球
  するのかの判断力、内野手の中継位置)
(4)野手の緩慢なプレーが目立ちました。
(5)試合中に声を出したりして纏める中核となる選手が見受けられませんでした。(試合中の野手の掛け声
  が少ない。)
2 チームの実績(1回を除く個人的記録として)
(1)打 撃(攻 撃)
  ア ヒットは、スコアボードの記録では6本ですが、ヒットらしいヒットは4本(2塁打1本含む)で、
   その他のヒットは相手チームの選手の緩慢なプレーによるものです。
  イ 内野ゴロ10個(エラー1個含む)、内野フライ2個、外野フライ3個(エラー1個含む)です。
  ウ 三振は11個で、そのうち見逃しの三振が5個です(目の球離れが早い)。
  エ 攻撃のチャンスが殆どなかったためか、バンドと盗塁はありませんでした。
  (注)常日頃の素振りの強化とフリーバッティング時の選球の仕方(工夫)が求められます。
(2)守 備
   エラーは、スコアボードの記録では2個ですが、エラーの判定を厳しく捉えますと、実際は8個(サー
  ドのゴロの捕逸と正面の強襲ゴロの捕逸、ショートのゴロと後方フライの捕逸、レフト前ヒットの捕逸、
  キャッチャーの捕逸・パスボール2個)です。
(3)投 手(二人、5回裏交代)
  ア ヒットを15本(2塁打3本、3塁打3本)打たれ、与四球は3個、奪三振は2個でした。
  イ スライダーのコントロールができていなく、高めのボールを打たれていました。
   (今後の練習時には、投げ込みによるスライダーの投げ方を体得することが必要です。)
  ウ 球速は、ストレートが115~128km/h、スライダーが97~105km/h
3 参考事項
  試合の当初からレギュラー選手である主将の永井学生(捕手、3番打者か5番打者)と若狭学生(9回代
 打出場、中堅手、4番打者)が足首の捻挫等のため出場できなかったことが、チームにとっては痛い戦力低
 下に繋がったものと推測します。

 春季リーグ戦では、新監督の下、一皮むけたチームの姿を期待したいと思うばかりです。
 OB各位の応援をよろしくお願いします。

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