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防衛大学校同窓会長からのご挨拶

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 同窓会会員の皆様におかれましては、全国各地においてご健勝でご活躍のことと存じます。
 今年も同窓会本部は26期までの有志によるスタッフで、各支部、各期生会、防衛大学校等と連携しつつ、より一層の同窓会の発展に取り組んでまいります。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 さて、昨年の開校祭には卒業後20年を迎えた第40期生(女子学生第1期生)がホームビジットに参加しました。懇親会では現役自衛官である彼らから職務に対する自信と意欲そして逞しさを感じとることができました。そして、本年3月の第61期生の卒業式には第18期生がホームカミングデーとして国分学校長から招待いただき、例年同様、多くの同窓生そしてそのご家族が参加いたします。また、4月の第65期生の入校式には多くの第5期生がホームカミングデー2として御招待を受け、入校後60年の母校を訪れることになっています。 
同窓会会長として防衛大学校の行事に向かうたびに、心躍る瞬間があります。それは高速道路で馬掘海岸のトンネルを出ると、すぐ目の前に東京湾が広がる光景です。もちろん馬掘は当時に比べて市街地化されていますが、故郷や学生時代に一瞬帰ったような気持ちになるのは私だけでしょうか。一方、情緒的なことはさておいて、小原台上に上がると建物群は変容を遂げ、教育内容や校友会活動も変化しています。間もなく第1期生が卒業して60年を迎えようとしていますが、「形も内容」も時代の流れは確実に大きく進んでいるのがわかります。そのような時代の中で、学生気質も変化していくのは当然ですが、在校する学生たちと話をすると大事なことはしっかりと受け継がれていることを感じます。時代は変化しても、約60年の防大の歴史や伝統、そして時代に適応してきた防大教育の確かさや、同窓生の自衛官としての国民からの信頼や現場での活躍等が背景として活かされていることがわかります。
 これからの時代は、すべての分野で地殻変動が起き、大きく変化しようとしています。防衛省・自衛隊にとっては益々厳しい安全保障環境に立ち向かわねばなりません。現役同窓生にはまさに自衛隊幹部の中核としての責務が大きくなっていきます。そのような中で、同窓会活動も母校である「防衛大学校の支援」は勿論ですが、「過去への懐かしい思い」から「将来の現役同窓生の活動を支援する」取り組みをもっと推進する時期でしょう。
 防衛大学校では、国分学校長の主導で「教育、訓練、研究の将来の在り方を考える新たな高みプロジェクト」がスタートし、防大の20年後、30年後を見据えた取り組みが進んでいます。その一つとして、2016年にはグローバルセキュリティセンターが発足し、アジア安全保障、セイバーセキュリティ、宇宙安全保障そして海洋安全保障等国際社会が直面する多種多様な安全保障課題を、多角的に研究し、その研究成果を広く内外に発信することを目的とした取り組みがスタートしました。同窓会としても、防衛大学校のこれらの取り組みに対して、何らかの形でできる限りのご協力・ご支援をしていきたいと思います。
 
今年もなすべきことや課題が多くありますが、同窓会本部も皆様のご意見をいただきながら、真摯に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。