著者 黒野  耐(10期)


 主要略歴

  1944年(昭和19年) 愛知県生まれ
  1966年(昭和41年) 防衛大学校機械工学科卒業
                 陸上自衛隊入隊
                  陸上幕僚監部調査部部員
                  第二特科群長
  1999年(平成11年) 陸将補で退官
           防衛庁戦術研究所戦史部主任研究官
           戦史第二部監察官
  2004年(平成16年) 武蔵野学院大学
                国際コミュニケーション学部講師
                 日本国際政治学会評議員
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@帝国陸軍の〈改革と抵抗〉
A「たら」「れば」で読み直す日本近代史
B「戦争学」概論
C大日本帝国の生存戦略
D日本を滅ぼした国防方針
E参謀本部と陸軍大学校
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書  名 『帝国陸軍の〈改革と抵抗〉』
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著  者 黒野  耐
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出 版 社 講談社
発 行 年 2006年9月
価  格 本体定価 700円
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概  要 「一つの成功」「二つの失敗」が平成日本の改革を占う!
明治期の桂太郎の陸軍改革はなぜ成功し、大正期の宇垣一成に軍制改革と昭和期の石原莞爾の参謀本部改革はなぜ抵抗勢力に屈したのか、その教訓は現代にも生きつづける。改革が成功または失敗する要因は何なのか。
改革に伴う副作用はないのか、改革を放置した場合にどのような反動が起きるのか、などの問題が頭に浮かぶ。
 第1章 陸軍の創設
 第2章 桂太郎の陸軍改革――明治期の改革
 第3章 宇垣一成の軍政改革――大正期の改革
 第4章 石原莞爾の参謀本部改革――昭和期の改革
出版社URL http://www.kodansha.co.jp/about/
〒112-8001東京都文京区音羽2-12-21
TEL.03-3945-1111(番号案内)
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書  名 「たら」「れば」で読み直す日本近代史
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著  者 黒野  耐
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出 版 社 講談社
発 行 年 2006年8月
価  格 本体価格 1500円
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概  要 歴史にはその流れを大きく変えたかもしれない選択上の分岐点が横たわっている。
現実に起こった歴史的事実を否定することはできないが、別の選択肢があったことも事実である。だからこそ、後世の者が誤った選択をした指導者たちを非難することはできるし、なぜそうなったかを考えることにより、歴史の教訓を学ぶ意義もある。
 第1章 日清戦争―北京を攻略していたら
 第2章 日清戦争後―三国干渉を拒否していたら
 第3章 日露戦争―ハルビンまで攻撃していたら
 第4章 日露戦争後―日米共同の満鉄経営が実現していれば
 第5章 第一次世界大戦―日本軍欧州派遣へのラブコール
 第6章 第一次世界大戦―欧州戦場に本格参戦していれば
 第7章 満州事変―塘沽停戦協定を厳守していれば
 第8章 日中戦争―「たられば」もない構図
 第9章 太平洋戦争前―三国同盟を破棄していたら
 第10章 太平洋戦争前―初期の日米交渉で妥協していたら
 第11章 太平洋戦争―真珠湾を攻撃していなかったら
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書  名 「戦争学」概論
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著  者 黒野  耐
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出 版 社 講談社
発 行 年 2005年9月
価  格 本体価格 760円
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概  要 戦争学を学んでいないのは日本の政治家だけである。世界の歴史を見れば、政治家が自らの野望や過った判断によって戦争を起こし、無用の犠牲の拡大をきたした例は多い。こうした事態を防ぐために、欧米の大学には戦争学あるいは軍事学の講座がある。こうして戦争学の基本を大学で学んだ者たちが、政治や外交での指導的立場についていく。だから、日本のような幼稚な議論はまず見られない。  第1講 地政学と大戦略
 第2講 21世紀への地政学
 第3講 ナポレオン戦争とクラウゼヴィッツ
 第4講 第1次世界大戦とリデルハート
 第5講 第2次世界大戦と絶対戦争
 第6講 核の恐怖下の戦争―冷戦
 第7講 冷戦下の制限戦争とゲリラ戦
 第8講 二つの新しい戦争―イラク戦争
 第9講 アジア太平洋の戦争学
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書  名 『大日本帝国の生存戦略』
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著  者 黒野  耐
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出 版 社 講談社
発 行 年 2004年9月
価  格 本体定価 1600円
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概  要 清の侵攻を恐れる新興国・大日本帝国。基盤の脆弱なこの国が、いかにして列強の侵略を凌ぎ、さらに覇権国・英国と結んだのか。その同盟戦略はどう機能し、どう破綻したのか。
日英同盟から三国同盟まで、戦争と外交にみる帝国の通史。
序章 「同盟」とは何
第1章 帝国をいかに防衛するか―同盟への萌芽
第2章 清国に勝って列強に屈した―無同盟下の日清戦争
第3章 なぜ日英同盟は成立したか―日英同盟下の日露戦争
第4章 リージョナルパワーへの第一歩―日英同盟の絶頂期
第5章 なぜ日英同盟は空洞化したか―日英同盟の衰退期
第6章 新グローバルパワーの出現―第一次世界大戦と日英同盟の危機
第7章 米国が采配するワシントン会議―日英同盟終焉の儀式
第8章 孤立の果ての悪しき同盟―日独伊三国同盟
終章 「同盟」を堅持するためには
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書  名 『日本を滅ぼした国防方針』
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著  者 黒野  耐
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出 版 社 文芸春秋社
発 行 年 2002年5月
価  格 本体定価 720円
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概  要 日露戦争の勝利に驕った軍部は精神主義に固執し近代化を怠ったという俗説がある。
しかし、陸海軍上層部にも軍の状況に危機感を抱く軍人は多く、国防方針策定の真剣な努力も重ねられた。しかし、それでも日本は大東亜戦争で惨敗した。
果してその原因はどこにあったのか。大正期以降の日本軍の弱点は、まさに日本近代社会の弱点そのものだった。
第1章 日露戦争後の国防
第2章 第一次大戦末期の国防
第3章 大正末期の国防
第4章 昭和初期の国防
第5章 昭和一〇年代初めの国防
第6章 大東亜戦争前の国策と国防
出版社URL

http://www.bunshun.co.jp/

〒102-8008 千代田区紀尾井町3-23
пF03-3265-1211
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書  名 『参謀本部と陸軍大学校』
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著  者 黒野  耐
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出 版 社 講談社
発 行 年 2004年3月
価  格 本体定価 720円
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概  要  政治と軍事を分離する内政的要請により実現した参謀本部は政略と戦略の統一が出来なくなる大問題を内在していたが、当時の伊藤博文や山県有朋は藩閥出身の同質者であり、統帥権を独立させても政戦略を統一する自信と実力があった。彼らなきあとの大正・昭和期になると、政治と軍事の間に立ってコントロールできる実力者がいなくなり、欠陥のある組織だけが残った。
 第1章 山県有朋の参謀本部
 第2章 幻となった統合参謀本部
 第3章 陸軍大学校とメッケル
 第4章 参謀本部の初陣―日清戦争
 第5章 問われた陸大の真価―日露戦争
 第6章 衝撃と迷走―第一次世界大戦
 第7章 石原莞爾の挫折―日中戦争
 第8章 組織が生んだ狂気―大東亜戦争
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